韓国人女性、感染の疑い濃厚 メキシコから帰国、隔離病棟へ【ソウル28日共同】韓国の保健福祉家族省は28日、豚インフルエンザ感染の疑いが持たれていた韓国人女性(51)について、のどから採取した試料を追加検査した結果、感染の疑いが濃い「推定患者」と診断されたと発表した。感染が確認されればアジアでは初めて。 女性は今月中旬にメキシコを旅行し、26日に米ロサンゼルス経由で仁川国際空港に帰国した。同省によると、女性は隔離病棟に入院した。同じ飛行機に搭乗していた315人の乗客全員について、インフルエンザの症状がないか追跡調査している。 女性の家族らに対する2次感染は起きていないという。 韓国政府は推定患者の発生などを受けて28日、4段階の警戒態勢を下から2番目の「注意」に格上げした。空港などでの検疫や国内患者の監視態勢をさらに強化し、国レベルで隔離病棟などの防疫施設や装備の準備を整える。 【共同通信】
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