GM大宇支援は米本社と共同なら可能、産業銀行

【ソウル27日聯合ニュース】韓国産業銀行がGM大宇への流動性支援について、米GM（ゼネラル・モーターズ）本社が支援を約束すれば可能だとの立場を示した。
　産業銀行高位関係者は27日、GM大宇側経営陣が同銀行を訪問した際にこうした意見を伝えたと明らかにした。また、GM本社の構造調整計画を策定する際、GM大宇に関しては主債権銀行の産業銀行も参加した上で話し合うことを提案したという。GM本社の構造調整計画とGM大宇の今後、成長性についてはともに検討するべきで、特にグループ内での重要性が強調され、長期発展と安定を保障できる共同の支援案が出てこそ、産業銀行も株主として助けることができると述べた。
　産業銀行は、GM大宇株式のGMグループが保有分（72％）を除いた28％をすべて保有する。
　GMアジア太平洋部門のライリー社長とGM大宇のグリマルディ社長は23日に産業銀行本店を訪れ、GM大宇への流動性支援を改めて要請した。産業銀行は、GM大宇が韓国経済に占める重要性を考慮し、本社がGM大宇の営業成長を保障し、共同支援などを確約すれば、共同支援を通じGM大宇の再生に協力するとの立場だ。
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