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東京ディズニーランドで本当にあった心温まる33のお話。
最近発売になった新刊本です。 『最後のパレード』 中村克著 サンクチュアリ出版 オビに『東京ディズニーランドのキャストだけが知っている涙が止まらない物語』とあり、 実際に東京ディズニーランドの開業に携わり、 スーパーバイザーを15年勤めた著者が書いた本だということなので、 おお、これはサービスの勉強にもなるかなと思い早速購入してみました。 東京ディズニーランド。 私は何度か行ったことがありますが、行くたびに、新たな発見、驚き、 喜び、感動があって、毎度感心させられっぱなしなのですね。 統一されたイメージ、ゴミ一つ落ちていない清潔な園内、 キャストのホスピタリティの高さ、どれをとっても超一流だなと。 誰しもが経験あると思いますが、アトラクションの待ち時間ですら楽しめてしまうその凄さ。 床から天井に至るまで様々に凝った装飾がなされているので、それらを見ているだけでも楽しい。 そこにいると、千葉県浦安市にいるということは完全に頭から飛んでしまいますね。 夢の王国以外の何物でもない。 それにも増して唸ってしまうのが、やはりキャストの素晴らしさですね。 マニュアルを超えた接客応対。気の利いたアドリブは大いに勉強になります。 ディズニーランドでは、そこで働く従業員をキャストと呼びます。 キャスト、即ち出演者。 従業員は全てディズニーランドという舞台の出演者なのであると。 一方で、来園者はゲストと呼ばれています。 招待者ということですね。 このキャストが、常に、ゲストと一緒に感動をつくりあげていこうという気持ちで動いているので、 ごく自然にマニュアル以上の応対が出来る風土が醸成されているのですね。 その秘密は何なのか。 この本には、ゲストからの手紙だけでなく、キャストの思いも綴られています。 キャストたちも、ゲストと接することによって、むしろ感動をもらっており、 そのことがモチベーションの高さにも繋がっている、という部分にまたもや唸ってしまいました。 33のエピソードが入っていますが、1話はわずか数ページなので、 あっと言う間に読み終えてしまいました。 でも、何度でも読み返したい、心がじ〜んとするお話でした。 ウチの連中にもぜひ読ませたい本ですね。 感想文でも提出させようかな?(笑) 公式HPではプロモーション映像が観れますので、興味のある方はぜひ。 最後のパレード 公式HP この記事のトラックバックURL:
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/morimori1945/diary/200903080000/ecb07/
以前、私もキャストのアドリブというか、すばらしいゲストに対する対応をブログに書いたことがあります。ほんとうに頭が下がりますよね。でも、それだからこそ、ここまで(…25周年でしたっけ?)夢の国として続いてこれるのだろうなあと思いました。他のレジャー施設もこういうところを真似したら「閉鎖」という憂き目にはあわないのではと思っちゃいますよね。(2009.03.09 14:26:28)
jupiter2009さん
介護の現場ですと、それこそホスピタリティは重視されていると思いますので、それに比べればまだまだでしょうけれども、やはりディズニーのそれは私らからすると凄いと思います。 成人式なんかやるよりも、確かにここで役人の研修やるのに税金使った方がいいかも(笑)(2009.03.10 17:08:38)
にゃおんちゃみさん
不況、不況と言ってる中で、ここは過去最高の業績をあげていると最近報道されていましたね。 やはりオンリーワンの凄さがあるのですよね。 本当にここには学ぶ点が多いです。(2009.03.10 17:11:32) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |