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分娩再開した江別市立病院 「出産第1号ママ」に記念品 女児出産の松田さん (04/28 14:19)

 【江別】産科の分娩(ぶんべん)業務を再開し、二年四カ月ぶりに赤ちゃんが生まれた江別市立病院を二十七日、三好昇市長が訪れ、出産した女性に記念品を贈った。

 同病院は、不足する産科医を拠点病院に集約する動きを受けて、三人いた常勤医が相次いで去り、二〇〇六年十二月から分娩を扱えなくなっていたが、独自に二人の常勤医師を確保でき、再開にこぎつけた。

 再開第一号の赤ちゃんを産んだのは市内の会社員松田幸作さん(26)の妻藍子さん(23)。夫妻には一男一女がいて、三人目となる次女映南(えな)ちゃんが二十四日午前二時十七分に生まれた。

 藍子さんは「上の二人もこの病院で産んで、ここが気に入っていたので再開してくれて良かった」と話す。映南ちゃんは四五・八センチ、二七〇〇グラムで、順調なお産だった。

 三好市長は藍子さんに記念のデジタルフォトフレームを手渡して祝福。「『娘を江別に里帰り出産させたい』『おなかの大きな妊婦が札幌に通うのは大変』など、産科再開を望む市民の声は大きく、本当に良かった」と話した。

 映南ちゃんを取り上げた佐藤博産婦人科主任部長は四月に着任したばかり。「出産は当面、月二、三件のペースだが、妊娠に気付いた新患が多く訪れており、十一月からはぐんと多くなる」と話している。(中尾吉清)

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