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「テロ支援国家」再指定検討せず 拉致被害者家族に米特別代表 (1/2ページ)
【ワシントン=有元隆志】訪米中の北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表(70)らは27日午後(日本時間28日早朝)、国務省で米政府の北朝鮮政策を担当するボズワース特別代表と面会した。飯塚さんが弾道ミサイル発射を受けて、北朝鮮をテロ支援国家に再指定するよう求めたのに対し、ボズワース特別代表は「現時点で制裁により北朝鮮の行動を変えられるとは思わない」と述べ、再指定しないと明言した。
家族会や支援組織「救う会」の面会後の説明によると、ボズワース特別代表は日本人拉致事件について、「大変同情している。今後とも協力していきたい」と語った。
飯塚さんらがテロ支援国家への再指定と金融制裁を再び強化するよう要請したのに対して、ボズワース特別代表は「北朝鮮の核計画の申告には満足していない」として、将来的には制裁強化に踏み切る可能性は指摘しつつも、「今は圧力強化の時期ではない」と述べるにとどまった。
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