2009年4月28日8時13分
配布される携帯トイレ=西日本高速道路提供
西日本高速道路は27日、ゴールデンウイーク後半にパーキングエリア(PA)などでトイレが混雑すると予想されることを受け、男性用のトイレを女性用に転用するなどの対策を発表した。車内で使える携帯トイレも配る。5月2日から実施するという。
例年トイレの混雑が激しい草津、龍野西など上下線計10カ所のPAなどで、状況にあわせて男性トイレの入り口に間仕切りを設け、半分を臨時の女性トイレとして使う。初の試みで、たとえば草津PAでは52ある女性トイレの個室が58に増やせるという。
今年、とくに混雑しそうなのは5月2日。同社管内では中国自動車道や名神高速下り線で、渋滞が予測されている。子どもなどがトイレを我慢できなくなる可能性があるため、大津サービスエリア、草津PA、桂川PAの3カ所で携帯トイレを約1千個ずつ配る。
仮設トイレは昨年の2.5倍にあたる190基を設ける予定で、すでに設置が始まっている。