 |
2009年4月27日(月) 19:15 |
|
 |
幼児死亡事件、母親の控訴審始まる
おととし、倉敷市で当時4歳の男の子が大量の唐辛子を飲んで窒息死した事件の控訴審が始まりました。 弁護側は「母親の犯行とした1審判決には事実誤認がある」として改めて無罪を主張しました。
暴行や傷害致死などの罪に問われているのは、倉敷市の無職光中美幸被告です。 光中被告は、おととし1月、自宅で、二男で当時4歳の翔くんの口の中に七味唐辛子を入れ窒息死させたなどとして1審で懲役4年6か月の有罪判決を受けていました。 広島地裁岡山支部で開かれた控訴審の初公判で弁護側は「唐辛子が何らかの理由で誤って二男の口の中に入り慌てて息を吸い込んで窒息した可能性を無視して光中被告の犯行とした1審判決には大きな事実誤認がある」などとして新しい鑑定書を証拠として提出し改めて無罪を主張しました。これに対し検察側は控訴棄却を求めました。
|
|