区画整理工事進捗状況


ふじみ野地区で行われている土地区画整理も、予定より遅れはしましたが、主な道路が完成し、多くの建物が建って、町の様相もすっかり変わってきました。最近では、町を歩いていても、「以前、ここは何だったか思い出せない!」という所も少なくないのでは。ここでは、変わりゆく町の様子を、少し集めてみました。お楽しみ下さい。

ふじみ野小学校 (97/10)

ふじみ野小学校 97/10/18 撮影

区画整理では、土地開発の一環として、水害対策用の調整池を建設します。調整池は、写真のふじみ野小学校校庭以外に、亀久保小学校の校庭や、東久保中央公園の地下なんかにもあります。結構、大きな物で、校庭の半分くらいの面積はあったかと思います。現在では、蓋をして、地中に埋められているので、その存在に気づく人は少ないかもしれませんが、実はとっても大切なものです。

大井東久保通り3号線 (97/11)

大井東久保通り 97/11/3 撮影

ここは、どこだかおわかりでしょうか。実は、今のSATYの建っているあたり。奥に見えるのは、NTT大井です。ちょうど、サティの建設が始まった頃で、基礎の杭を打ち込む機械や、コンクリートを作るための設備などが写っています。東久保通り3号線(SATY、カリヨン広場前を南北に走る道路)もできたばかりです。SATY横を通って、254に接続する道路(亀久保勝瀬通り線)は、まだ、工事が始まっていません。

このあたりは、殆どが畑だったのですが、数軒だけ家屋がありました。敷地内に住んでおられた方は、代替地に新しく家を建てられたようですが、家ごと引っ越された方もおられたようです。土台から2階建ての家を切り離して、車に載せて別の場所に設置するのですが、こんなやり方もあるのかと感心しました。

勝瀬原(98/1)

勝瀬原 98/1/24 撮影

駅前のCITY VERTの建設が始まった頃の勝瀬原の様子です。区画整理が始まる前は、ふじみ野全域が、このような「原っぱ」だったようです。このあたりは犬の散歩道になっていて、原っぱで犬を放して思い切り遊ばせている姿を、よく見掛けたものです。また、野生かどうかは定かではありませんが、うさぎを目撃したという情報もありました。

駅東側は、西側にくらべて開発が遅れていたのですが、最近、ようやく、区画道路の建設がはじまり、建物も建ち始めています。

ふじみ野駅東通り (99/8)

ふじみ野駅東通り 99/8/19 撮影

99/8現在、大井・苗間地区の道路工事は、ほぼ100%完成しています。東久保地区も、大井中学校・SATY脇を通って254に接続する「亀久保勝瀬通り」の南側(SATY側)は、主な道路が通れるようになっており、北側も一部の道路が舗装され始めて、町の様相が次第に明らかになってきました。勝瀬原地区は、駅西側がおおむね終了しているものの、東側では、しばらく目立った動きがありませんでした。しかし、最近、駅東口からふじみ野小学校脇を抜ける「ふじみ野駅東通り」や、線路をくぐってセブンイレブンの先まで続く「勝瀬苗間通り」などで工事が進み、とくに「ふじみ野駅東通り」は、バリケードも撤去され全線開通した模様です(写真)。

「勝瀬苗間通り」のほうは、もう少し時間がかかりそうですが、個人的には、その開通に大変期待しています。というのも、駅東口では、車で県道へ出るためには、お好み焼き「じゅうじゅ」の前の細い道を通らざるを得ず、夜など大変危険なわけですが、「勝瀬苗間通り」ができれば、殆どの車は、道幅・歩道の確保された新しい道を通り、歩行者・自転車も安全に通行できるようになるはずだからです。「勝瀬苗間通り」をはやく通れるようにして欲しいものです。

勝瀬苗間通り1号線(00/1) 

勝瀬苗間通り 00/1/3 撮影

駅東口富士見市勝瀬のセブンイレブンから東へ延びる「勝瀬苗間通り1号線」ですが、99/12時点で、ほぼ半分まで完成し、一部通行ができるようになっています。これにより、ふじみ野から有料道路川越方面に向かう時など、駅東口で県道「東大久保・大井線」に出る際、お好み焼き「じゅうじゅ」の前の細い道の代わりに、さらに200mほど東側の道を使うこともできるようになりました。こちらの方が、畑の中の道なので、人通りが少なく、安全のような気がします。


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