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羽生王将、祝辞に晴れやか…新たな戦いへ気合

王将就位式で女の子から花束を受け取り笑顔の羽生王将

◆ 都内で第58期就位式 ◆

 1〜3月の第58期王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)で挑戦者・深浦康市王位(37)を退け、5連覇で通算在位12期となった羽生善治4冠(38)の就位式が27日、東京・文京区の東京ドームホテルで開かれ、一般ファンや関係者約250人が参加、祝福した。

 紋付き袴、棋士の正装で山本進スポーツニッポン新聞社社長からの祝辞を受ける羽生の表情は、実に晴れやかだ。「黒星が先行して大変な展開でした。いつも簡単にはいかないが、一歩進むことは大変なことでした」とフルセットの末に4勝3敗で深浦を破った今期の熱戦を振り返った。

 現在、第67期名人戦を戦っているが、郷田真隆九段(38)の挑戦を受け1勝1敗のタイ。この名人戦に向けて、王将戦防衛が弾みをつけたことは間違いない。「(王将戦は)1年最初のタイトル戦。気分をあらためて臨むシリーズと思っています。できることをやっていくだけ。大事なことだと思っています」と、これから続く新たな戦いへ向けて気合を込めた。

王将戦

[ 2009年4月28日付 ]

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