豚インフルエンザでWeb上にパニックが広がる
by Leena Rao 2009 年 4 月 27 日 append.gif この記事をBuzzurlにブックマークする

今朝(米国時間4/26)合衆国は、豚インフルエンザの感染者がニューヨーク、オハイオ、カンザス、テキサス、カリフォルニアの各州で計20名確認されたことを受けて、public health emergency〔仮訳: 公衆衛生緊急事態〕を宣言した。メキシコでは80名以上が死亡し、カナダやフランスなど、そのほかの国に広がった可能性もある。政府は国民にパニックにならないようにと呼びかけているが、致死率の高そうなインフルエンザに対する恐怖が、Twitter、Google、それにさまざまなブログに急速に広まりつつある。

豚インフルは現在、Twitter上の最多トピックであり、この病気に関する最新のニュースをめぐる投稿が短時間で大量に集まっている。ほかの州に広まっていないか、CDC(Center for Disease Control, 疾病管理センター)からどんな発表があったか、などが主な話題だ。

Google Trendsのデータによると、目下”Swine Flu Ohio”が27番目に多い検索キーワードであり、”CDC”と”Swine Flu Symptoms”がいずれも100位以内にある。

豚インフルの広がりを示すGoogle Mapsも作られている。下の地図は、ある生物医学系の技術者が作ったGoogle Mapで、合衆国とメキシコにおける確認患者と未確認の両方を、色分けして地図上に落としている。

全Web上のブログ記事中の検索語の出現回数をグラフで表しているTechnoratiのインデクスでは、ブログ記事中のSwine Fluという語句の出現数が金曜日に急上昇し、今日(米国時間4/26(日))は2800に迫っている。

Keyword popularity across the Blogosphere
This chart illustrates how many times blog posts across the Blogosphere contained the following keywords.

[原文へ]

(翻訳:hiwa)

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