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【滋賀】雇用や医師不足対策を 獅山氏3選、市政への期待熱く2009年4月27日
26日投開票された彦根市長選で、3選を果たした無所属現職で弁護士の獅山向洋氏(68)。次の市政のかじ取り役に市民は何を望んでいるのかを聞いた。 (彦根市長選取材班) ◇ 日夏町、パート竹村初美さん(45) 図書館などの公共施設を市南部の住民も利用しやすい地区に建ててほしい。市立病院の医師不足は将来を考えると不安だ。 ◇ 高宮町、塗装職人田中良則さん(42) 大変な状況になりつつある雇用の対策に早急に手を付けてほしい。伸びている観光の分野では雇用創出ができるのではないか。 ◇ 川瀬馬場町、福祉施設職員反町昌図さん(29) 障害のある人の高齢期を支える態勢を整えて。障害者施設では若者も高齢者も一緒くたになっている。最後は家族頼みになっているが、家族亡き後はどうするのか。ライフステージに合った生活の場が保障されるべきだ。 ◇ 鳥居本町、市シルバー人材センター会員男性(70) JR彦根駅前から彦根城までの通りに飲食店を増やし、彦根城を訪れた観光客たちが滞在を一層楽しめるよう工夫した方が街が活性化するのでは。 ◇ 平田町、金属製品販売業男性(59) 造船用のバルブ産業が不況のあおりを受け、ますます厳しい状況に立たされている。仏壇や縫製などの地場産業にも光が当たる政策に期待したい。 ◇ 日夏町、主婦(31) 産科医不足を何とかしてもらいたい。妊娠8カ月目で2週間に1度、長浜市の病院に通っているが、近くに病院がないことが不安。病院問題に力を注いでほしい。 ◇ 高宮町、化粧品販売員女性(45) つい先日、市外に住むおいが高熱を出したので市内の民間病院に駆け込んだが、小児科医がいないので別の病院に行くように言われた。市立病院に限らず医師不足にはみんなが困っている。
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