飼い主なき犬 救命率70%に 08年度・大牟田市動物管理センター 10年前の3倍に改善 2009・04・24 西日本新聞
※八犬伝様のご了解を得て千葉県動物愛護センターから救出されたワンちゃんの写真をお借りしました。
こんな綺麗なワンちゃんたちを捨てて、日本人はもったいない事をしてますね〜。
福岡県
西日本新聞より
引き取り手を探すため犬の情報を掲載している大牟田市動物管理センターのホームページ 大牟田市動物管理センター(大浦町)が受け入れている犬の救命率は2008年度に初めて70%を超え、10年前の約3倍に増えた。
猫も50%を上回った。粘り強い引き取り手探しが改善につながったとみられ、飼育希望者名簿を整備したり、犬をホームページに掲載したりして引き取り増を目指している。
センターは08年度、捕獲・保護されたり、市民が飼えなくなって持ち込んだりした犬216匹のうち141匹を新しい飼い主に譲渡、29匹を飼い主に返還、59匹を処分した。
救命率は72.7%で前年度より12.5ポイントアップした。
1990年度には1474匹を引き取り、1299匹が処分されており、救命率は11.9%にすぎなかった。
当時は預かった犬を1週間程度で処分したが、現在は可能な限りセンターで飼ったり、子犬の飼い主探しを定期的に実施したりしている。
今年1月からは首輪の付いた迷い犬などをホームページで紹介し、掲載した約40匹はすべて引き取られた。
動物保護団体「地球生物会議」(東京)によると、07年度の大牟田市の救命率は60.8%で、全国で最も高い熊本市(76.5%)に近づいている。
全国平均は約23%で、大牟田市は「管理施設を持つ全国105自治体の中でも上位5位内に入っているはず」と自信を深めている。
全国平均3%と救命率の低い猫についても08年度は298匹を引き取り、156匹を譲渡できた。
救命率は52.3%と前年度に比べ27.8ポイントも改善した。
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