日本国内はおろか、ファンの多いお隣の韓国まで報道合戦が繰り広げられた草なぎの「泥酔全裸事件」。トップアイドルの逮捕は、それほど衝撃的だったわけだが、ここに「待ってました」とばかりの“異見”あり。石原東京都知事が、この日の定例会見で“擁護”する発言を行った。
「いろいろフラストレーション(欲求不満)があったんだろうね。裸になりたい気持ち、分からないでもないな、オレは…」。さらには「ちょっと騒ぎすぎじゃないか!?」と付け加えた。草なぎを堂々とかばった。
それは「最低の人間」と1度は“断罪”した鳩山総務相の兄、民主党の鳩山由紀夫幹事長(62)も同じだった。党本部での会見で、草なぎが家宅捜索を受けたことについて「大変残念な事件だが、捜索までやる話なのか。最近の警察、検挙の捜査には若干の違和感を禁じ得ない」と捜査の在り方に疑問を投げ掛けた。最短6月ともいわれる総選挙へ、やはり「SMAP票」は大事にしたい!?
また、かつて総務副大臣を務め、草なぎと一緒に地上デジタル放送の普及、推進に力を入れてきた佐藤勉国家公安委員長(56)は閣議後の記者会見で「草なぎさんとは地デジの振興を一緒にやってきた経緯がある。非常に残念」とコメント。さらに草なぎの印象について「非常にマジメでおとなしい方でビックリしている」と表情を曇らせた。