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(株)新日鉄都市開発(東京都中央区、代表取締役社長:兵頭義雄氏)は2日、東急東横線エリアで最大規模となる新戸建街区「さくらが丘 Issac(アイザック)日吉」(川崎市中原区・高津区、計画総区画数346区画)を10月中旬より販売すると発表。あわせて同月上旬よりモデルハウス9棟をオープンする。
「さくらが丘 Issac(アイザック)日吉」は、同社の先端技術研究所跡地約7万平方メートルの戸建て住宅地。首都圏でも人気の高い東急東横線沿線で、最寄りの日吉駅から徒歩18分の好立地。敷地面積125.06平方メートル〜158.99平方メートルの346区画のほか、約8,000平方メートルの公園や既存樹を含む約7,000本の樹木に囲まれ、緑豊かな住環境を創造している。「環境・健康・安心」 開発コンセプト通り、ランドスケープデザインや透水性また窒素酸化物浄化効果のある舗装材などにも配慮し、神奈川県内で初めて(財)建築環境省エネルギー機構により「環境共生住宅(団地供給型)」の認定を受けた。また、総合警備保障(株)による、タウン内24時間専属巡回警備体制を導入することとなっており、高度なセキュリティ体制を構築している。
現在、設計・施工を担当する9社、東急建設(株)、東急ホーム(株)、(株)細田工務店、三菱地所ホーム(株)、三井ホーム(株)、伊佐ホームズ(株)、ミキヤ(株)、大和ハウス工業(株)、三興建設(株)により、50棟の建売住宅を建設中。竣工予定は今月上旬、入居予定は12月中旬より。
同日、東急バス(株)による、同住宅地と日吉駅を結ぶ「新地域密着型ミニバス さくらが丘線」の開通セレモニーが行なわれた。開業は、9月3日。川崎市立井田病院利用者からバス路線の開通を希望する声はあったものの、この付近の道路は狭く、一部狭隘道路の問題もあることから見送られていた。今回、民間初となる地域密着型ミニバス(愛称:ポンチョミニバス)の路線開通によって、当該住宅地住民のみならず、駅や病院を利用する地元住民の足として期待する声も聞かれる。
開通セレモニーでは、新日鉄都市開発ソリューション本部長本坂剛氏が「戸建住宅地というだけでなく、地域コミュニティが出来上がっていく発端を担うことができればうれしい」と語り、横浜市会議員の酒井喜則氏は「古くからの樹木などを残しつつ開発をすすめてくれたことに感謝している。地域住民のバス便への切なる希望をかなえてくれたことにも感謝している」と語った。
編集部取材