フォーシーズ スタッフ日記

各支店スタッフが配信します。

2009年04月06日(月)

家賃の滞納者から日本の将来を考える [代表取締役]

一般には、「家賃を滞納する人なんてそんなにいないだろう」と、思われていると思います。家賃を滞納しない人達にとっては、家賃を滞納する人達の職種・性別・年齢などは全くの未知の世界だと思われます。どのような人がいるのかといいますと、芸能人のような有名人、政治化、マスコミ関係者、国家公務員、暴力団、弁護士、司法書士、税理士、フリーターなど業種は多岐に渡り、10代〜80歳代まで男女の別もありません。妻に内緒の人もいますし、夫に内緒の人もいます。もしかしたらあなたのパートナーも滞納しているかも知れませんし、会社でデスクを並べている隣の人もそうなのかも知れません。明らかに日本人がおかしくなっています。ネット上ではモノを借りても返さない人が大手を振って自己の権利主張を繰り返しています。自分の義務を果たさずに、権利の主張を繰り返しています。無責任な日本人が増え、対応するビルオーナー達は困惑し始めたのだと思います。私が賃借人保証業務に参入したときは、入居者様のニーズが高いだろうと確信して参入を決めました。保証人=頼む方も頼まれる方も気持ちが良い筈がありませんから。
しかし、昨今では悪質な入居者(悪質な日本人)が増え、ビルオーナーがノイローゼになってしまうような状況になり、我々に助けを求めているのです。



マスコミは日本人の道徳をどう考えている?
入居者様からもニーズがあり、ビルオーナー様からもニーズがある賃借人保証事業は、とても社会貢献性が高い事業です。しかし、まともに取材を行わないマスコミに一方的に面白おかしく書き下ろされていて、その状況がさらに悪質な滞納者を助長してしまってもいます。私が自ら感じるところ、マスコミは全ての業界に対してこのような姿勢で対応しており、その絶大なる影響力により日本人のモラルは右肩下がりの一途を辿っていると感じます。よく様々な裁判の判決に対し、「裁判官は頭がおかしいのではないか」というような事を耳にしますが、それは違います。一部を切り取って偏った報道をするマスコミが悪いのです。判決の全てを細かく書けば納得する事は多いと思います。昨今のマスコミは「真実を伝える」よりも「売れる記事」作りに走っているのです。たしかに一部だけの報道でも嘘ではありません。あくまでも嘘ではないということを言い訳に、新聞もテレビも売れる瞬間にフォーカスをし、切り取って伝えるのです。そうすると「裁判官はバカではないのか」となるわけです。裁判官にしてみれば良い迷惑です。マスコミが発行部数や視聴率の為に仕事をするあまり、日本人の道徳心が少しずつ壊れてきていると思います。



健全な入居者様・オーナー様と保証会社VS滞納者とマスコミ
保証会社というものは一昨年までのバブル期間中に金余り企業が多く参入し、価格破壊に陥りました。どの保証会社も毎月の新規契約件数よりも毎月の立替件数の方が多くなっており、その新規契約の売上単価は、月額賃料の数十%なのですから、毎月の売り上げよりも毎月の立替金額の方が大きいわけです。しかし回収が早ければ、なんとかやっていけます。回収が遅いとキャッシュアウトです。弊社のスタッフは一人一人が一生懸命にこの業務を行っております。企業理念に則った、「人が煩わしいと思う事、やりたくないと思う事」を行うスタッフであり、とても好人物な人達ばかりです。弊社のスタッフに接した人は決して弊社スタッフを悪くは言いません。(悪質な家賃滞納者は別です)しかし最近、自らが滞納者であるマスコミ関係者などが、取材をきちんと行なわずに一方的に悪意に満ちた記事を書くのは如何なものかと思います。ペンは剣よりも強いのです。一筆でたくさんの人の生活や命を奪うのですから、もっと責任を持つべきだと思います。やらせ報道で問題になったあの番組も、事件の少し前に「派遣切りされた人は入居していませんか?その人達を追い出すところを取材したいのですが」という依頼をしてきました。しかしその番組だけではなく、似たような取材依頼は過去にもたくさんありました。家賃を払わないモラルハザードを起こしている日本人の道徳心について危惧をし、大きな問題として真剣に考えようとするマスコミ関係者を殆ど見た事がありません。唯一、数年前に読売新聞の方が取材に来られたときは、最近の日本人のモラルハザードを危惧されており、我々の話もきちんと聞いてくださり、記事の内容も適切な内容を書かれていました。家賃を払わないなんて、昔の日本人ならとても恥ずかしい事ですし、借りたものを返さないなんて大いなる悪です。昨今では、「家賃を払ってください」と言うと家賃滞納者もマスコミも「暴力団まがい」と言い、書き立てます。ちなみに裁判所にはマスコミの詰め所があり、そこにいつも取材陣が詰めております。弊社は常時訴訟を行っており、常に勝訴判決を得ているのですが、その事により日本の家賃滞納者の実態を書かれた事がありません。しかし昨年、一人の方から訴えを受け、弊社からその方への5万円の支払い判決が今年になって出ました。もう2年前の家賃滞納者との交渉でしたが、このお客様とは話しが長くなり、未明になった為に精神的苦痛を与えたとして100万円の請求に対しての5万円の判決でした。司法関係者が内容を確認すれば弊社は敗訴ではないことは明白なのですが、マスコミは売れる記事を書く為に、全ての内容を書かずに一部だけを切り取って書きました。新聞社によってはネット上で他の新聞社の記事を更に切り取って自らの記事にして貼り付けている新聞社もありました。私も毎日読んでいる全国紙がこのいい加減さです。流石に呆れてしまいました。いつから日本人はこうなったのでしょうか。マスコミに取り上げられてからは、知らないビルオーナー様からたくさんの励ましのお手紙とお仕事を頂戴しているので会社としては結構なことかも知れませんが、日本人として日本の将来がとても不安になります。



脅迫状

画像(222x160)

 私の元へは脅迫状が定期的にやってきます。経営者の方へは多いのかも知れませんが、私の場合、その全てが家賃滞納者からです。弊社では毎月膨大な量の内容証明書をスタッフが私の名前で家賃滞納者へ郵送します。内容証明書の書式は定型的なものであり、私はいちいち目を通しませんし、何部送っているのかも把握しておりません。その内容証明書は私の名前で家賃滞納者のところへ届くので、彼らはそのお返しに脅迫状を私個人に送りつけてくるのです。驚く内容が書かれていますので、普通の人なら耐えられないでしょうが、私はもうすっかり馴れました。差出人は暴力団関係者という訳ではありません。彼らは筋道というものをとても大切にしているようで、悪いのは家賃を滞納した自分だと理解しており、訴訟に至るのは稀で、殆どが問題なく退去されます。色々な脅迫状が届きますが、ここでも「マスコミ」を名乗って何とか家賃を払わずに居座ろうとする輩がいます。交渉にならないので裁判終結後、強制執行をすることになります。マスコミで働く人にはもっとしっかりして欲しいです。お金にルーズな人が多い業界だと聞きます。すっかりマスコミを信用しなくなった筈の私ですが、今でも毎日3紙の新聞と数誌の週刊誌を一生懸命読んでいます(笑)




その他の手紙

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こちらは昨年届いた遺言状です。一年以上経った今も本人は元気です。
社宅として賃貸契約をしていた会社の社長からのものです。賃貸契約ではよくあるのですが、会社契約の連帯保証人になっています。家賃滞納者が弊社スタッフに対し「暴力団まがい」だとか「暴力団顔負け」だとか言いますが、弊社のスタッフが一般人だと分かっているからこそ、そう言えるのでしょう。本物の暴力団に対して、家賃を滞納しておいて文句を言いながら居座る事なんて、絶対出来ない筈です。それにしても凄い事が書いてありますよね。「肝臓売れ!」と言う人が、今時この日本に居るのでしょうか?愉快犯でしょうか?

Posted by 管理者 at 11時24分

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