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【静岡】

静岡で第1回すし博覧会が開幕 5カ国の料理人が腕を競う

2009年4月26日

創作すしを披露する米国の参加者(右)=静岡市駿河区のグランシップで

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 6月の静岡空港(島田市、牧之原市)の開港を記念して、海産物が豊富な静岡の代表的食文化のすしをテーマにした「第1回世界すし博覧会in静岡」(同実行委員会主催、中日新聞東海本社後援)が、静岡市駿河区のグランシップなどで開かれている。26日まで。 (森本智之)

 会場には、マグロやサクラエビ、緑茶など県産の食材を使った「静岡ちらし」や「静岡にぎり」の販売をはじめ、飾り巻きずしの体験、マグロの解体ショーなどのブースがずらり。ますのすし(富山県)、越前かにめし(福井県)、北の海鮮鮨(北海道)など各地の名物すし弁当や県内地場産品の販売、空港就航先の観光PRも繰り広げられた。メーンイベントの一つ「世界sushiスタジアム」は、米国、チェコ、ロシア、メキシコ、スウェーデンの5カ国の料理人がこだわりの創作すしで腕を競った。

握りずしをモチーフにしたオブジェが来場者を出迎えた=静岡市駿河区のグランシップで

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 味比べをした来場者が審査員となって投票する趣向。チェコの首都プラハで日本食レストランを構えるマレック・オラさん(32)は、静岡産マグロをチェコの伝統的な黒ビールで漬け込んだ逸品を披露した。また、東京のホテルで和食の腕をふるう米国のジェフ・ラムジーさん(32)は、パイナップルやアボカドを添えた焼きウナギにワインとしょうゆのソースをからめた。

 掛川市の主婦笹本薫さん(32)は「珍しいおすしばかりで楽しいですね」と話していた。

 情報コーナーでは、就航先の自治体関係者らが観光PR。7月23日に小松線が運航開始する石川県は、観光推進課の職員が能登ふるさと博などのイベントを売り込んでいた。26日はふじの国特使の研ナオコさんらのトークもある。

 

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