2009年3月11日(水)発売
3rd mini album
「 EXISTAR 」
\1,890(TAX IN)

収録楽曲
1.EXISTAR
2.24時のランドリー
3.幻覚
4.ラヴソング
5.長い長い五時の公園
6.ねぇ、アリス

■「EXISTAR」初回生産盤特典
期間限定公開「Making of EXISTAR」MOVIEが見れるスペシャルWEBサイト情報が封入されています。

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長澤知之 本人楽曲解説

「EXISTAR」
当初この曲は候補曲に無かったんだ。
というかね、存在してなかったんだ。
だからこのミニアルバムん中で1番新しいくせに、1番リーダーシップを持っちゃって、かつ表題曲みたいな。
当然「今」に1番近い歌だし、自分の根底を書いたからリードするには相応しくもあった。
デモ録りの最中に、何となく作ってあったギターリフと、思い付いたメロディーを頭の中に持ち寄って、ついでに仮詞を付け、本チャンで仕上げたんだ。
デモ段階じゃ聞けたもんじゃ無かったんだけど頭の中では仕上がってて。
とはいえ酷いデモだった。だから推敲をしたよ。こういうパッと作ってしまった曲ってたっくさんの推敲が必要で、駄目なままで終わる曲も多いんだ。
もちろんEXISTARは駄目な子じゃないよ。


「24時のランドリー」
曲がアコギでボソボソ作ったものだから、現段階に至るまでの変換がバリめんどくさかった。
これも頭ん中で色んな楽器が鳴ってて、それがなんていう楽器なのか、とっても知らないから(笑)チームに説明する自分がカタコトで嫌やった。
「ここで『ボーン‥』鳴るんすよ!」
「ここは『キーン♪』。で、『コーン♪』。」


「幻覚」
仮タイトルだったんだけど、みんなも僕も「幻覚」って言うようになってたから、もうめんどくさいから「幻覚」にした。
詞の中にも確かにタイトルが出て来るけど、どっちかっていうとニュアンスに近い気持ちで仮タイトルにしてたんだ。だってストレート過ぎて‥こっ恥ずかしい響きだからね。
「せーの‥」で、まずベーシックを録って、キャンパスが出来たら、そこに耽美色のキャンディキャンドルを垂らして作った。
みんないい作業をしてくれた。
この曲は「君が好き」って歌ってるだけなんだ。すごく着飾ってる癖に最後になって本音と真相を一言でまとめてしまう。
単純に長く聴いてほしかっただけ。要するに‥


「ラブソング」
君が好きって歌ってる。
遠かろうが近かろうが、男であろうが女であろうがどうでもよくて、この瞬間、君の注意をひくためにに少し喧嘩を売るような色で『好き』って伝えてみた曲なんだ。
他じゃなくて此処。あいつらは馬鹿で、あの子達は間違ってる。クソで、造花で、瞳がない。
だから君を白目で見るけど、奴らが信じているのは不朽の贋作。ハリボテのバビロン。僕らが正しいと。
「なんでそんなに自信を持てるの?」と聞かれれば、自信は全然ないと言うような曲。
ただ君の注意をひきたいから、そこら辺に散らかってた悪態拾って、思ってもない事を言っただけっていうラブソング。
相手の返答までは考えれてない低能プロポーズソングだけどね。


「長い長い五時の公園」
デモの段階からイイ空気になれて、まだその時は現チームに慣れてなかったし互いに警戒心があるように思えたけど、真逆に優しい力を持った曲が出来て、嬉しかった。
これもドラムの秋山さんと僕で「せーの‥」で始めてテイクを幾つか録ったんだ。
15テイクぐらい録って、11テイク目辺りを使ったな。
どうでもいいか(笑)


「ねえ、アリス」
ここでまた最後に星を見上げて終わるんだ。
でもこの中では「あの子」が星を仰いでる。
EXISTARと繋がるんだけど、EXISTARは強くギターを鳴らしてる割に、すごく迷子の気持ちの強い人間の歌なんだ。
何を見上げたらいいか、ハッキリは分かってないんだよ。
でも「ねえ、アリス」の「あの子」はどことなく何を見上げたいのかハッキリとしてるんだ。
ただ見つからないだけで、どこに帰りたいか分かってる感じ。
とはいえやっぱり迷いはあるんだけど、「ねえ、大丈夫だよ」って言う。
僕がじゃなくてこれを歌う主人公が。
最後に救いの曲が欲しかったからこうなった。
なるべく簡易なパッドにして、ギターをハウらせて音数の少ないオブリを弾くだけで、あとはほとんど展開を抑えてる。
コロコロ変わる曲じゃ合わないからね。
これはプリプロ中に不意に作って弾き語ったら好きだったから、ホントはギター一本にしようかと思ったんだけど、最終的にこっちのが好きな気がしてさ。





長澤知之 動画コメント