麻生首相、「ぶら下がりインタビュー」をめぐり「態度がごう慢」との指摘について反論
麻生首相が毎日夕方、記者団の質問に答える、いわゆる「ぶら下がりインタビュー」をめぐり、最近「態度がごう慢」と指摘が出ていることについて、24日夜、「ぶら下がり」で反論した。
21日、自民党の加藤元幹事長は「(記者は)国民の代表ですからね。もっと敵対的な関係でなく、丁寧に答えた方がいいんじゃないでしょうか」と述べた。
また、河村官房長官は24日、「ごう慢と言われりゃ、そういうことでしょうが。『こういことも知らないのか』というようなふうに言われたケースがなきにしもある」と述べた。
麻生首相は24日、「(ぶら下がりインタビューの扱いは)これは“立ち話”ですから。これ、記者会見じゃないんだと」、「普通に気安くしゃべるもんだと、僕はそう思ってます」などと述べた。
麻生首相は、「ぶら下がりインタビュー」と記者会見は違うものとしたうえで、「息子と同じ世代の記者に対し、なるべく普通にしゃべるように努めている」と反論した。
これに先立ち、政府高官から「『ぶら下がり』では、若い記者をぞんざいに扱わないで」と忠告を受け、麻生首相は苦笑いしていたという。
(04/25 07:16)