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【豚インフル】警戒レベル引き上げ備え、準備着々
豚インフルエンザ問題で厚生労働省は26日、メキシコからの入国者について、一定期間、健康状態を監視する方針を固めた。厚労省も「水際対策の強化が必要と判断した」としている。
厚労省によると、入国者から同意を得た上で、保健所を通じ1日1回程度、電話による健康確認を行い、期間は10日程度を予定しており、自宅待機の要請も検討している。次のメキシコからの直行便2便が予定されている29日から実施する。
健康確認の中で体調不良を訴えた場合は、専門医療機関での受診を勧める。米国便については、現在のところ実施する予定はないという。
平成15年の新型肺炎(SARS)発生時にも同様の対応が取られた。
また、厚労省では、WHOの警戒レベルが、現行の「3」から「4」に引き上げられたときに備えた準備も進めている。
空港で感染が疑われる人が見つかった場合に備え、成田空港近くのホテルなど数カ所を、停留場所として確保する手続きを進めている。
新型インフルエンザの治療薬として備蓄されているタミフルやリレンザについて、市場で流通している量を調べ、感染が国内に及んだ際、備蓄分と合わせた総供給量の確認を行っている。
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