■ 結びいろいろ 4 ■
◆双葉結び 左右の輪の形は均等にしたり、大きさを変えたりしてアレンジします。中国では、いろいろな結びと合わせて、大きな装飾品の掛け物を作るときによく使います。 |
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◆松結び(別:平松結び) 淡路結びの変化からなる結びです。 |
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◆木瓜結び 木瓜(ぼけ)の花に形が似ているところから、この名が付きました。色紙の飾りなど、書の掛け物の装飾として使われます。1本のひもで作るネックレスのポイントにもなります。 |
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◆古蝶結び(別:蝶結び) 古典的な結びのひとつです。重ねる輪の寸法を同じにすると形がつけやすいです。 |
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◆本結び(別:真(ま)結び、こま結び、細(こま)か結び)<花結び> 古くから広く知られている丈夫で実用的な結びです。ちなみに、2本のひもの太さが同じであること、材質が同じであることが堅牢な結びの条件です。 |
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◆マット結び(別:つな編み) 船員が船の中でマットとしてすべり止めに敷いたり、ものを覆うためにロープで編んだものです。細いひもで結ぶとレース編みのような繊細な仕上がりになり、アクセサリーとしても楽しめます。 |
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◆竹結び(別:草のとんぼう結び) ひと結びの応用です。古くは、旗竿の先に取り付けた飾り結びです。 |
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◆まとめ結び、巻き結び(別:棒結び)<花結び> 投索結び(投げ縄の結び)の一種で、何本かのひもを束ねるときに使います。応用範囲は広く、ネックレスやブレスレットの長さを調節する時にも重宝します。 |
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◆稲穂結び、一本三つ組(別:もの字つなぎ)<花結び> 三つ編みの結びですが、形が稲穂に似ているところから、この名があります。別称の「もの字つなぎ」はひらがなの「も」の字をつないだような形からつけられた名前です。 |
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◆総角結び(別:揚巻結び) 装飾結びの一種です。一般には「入型」を用い、武具類には「人型」を用います。 |
◆相生結び(草) (別:円形八角結び) 相生結びは「真」「行」「草」の三体があります。相生とは、同時に生まれ同じように育つという意味を表します。形は左右対称で、二つが向き合った形です。 |
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◆モンキー結び 結びあがった形が、サルの握りこぶしに似ているところから、この名があります。本来は長いロープをまとめるときに使われる結びです。アクセサリーのモチーフとしても使われます。中に入れる玉で大きさを変えます。 |