■ 結びいろいろ ■

いろいろなテキストに結びの説明が掲載してます。ここでは、これらのテキストをまとめ、いろいろな結びを紹介しました。テキストによって、掲載している結びの種類がそれぞれなので、作ってみたい結びから、テキストを選ぶのもいいかもしれませんね。これからも、随時、説明文等を増やしていきたいと思います。以下が参考テキストです。

結びのあとの( )は、中国名、別:は別称、<花結び>とあるのは、日本独特の発達を遂げた「花結び」における名称です。

※参考テキスト※

アジアンノットのアクセサリー きっかけ本8 (雄鶏社)
・つゆ結び ・こま結び ・几帳結び ・吉祥結び ・淡路結び、淡路玉 ・釈迦結び ・釈迦玉 ・玉結び ・籠目結び ・平結び ・国結び ・茗荷結び ・玉房結び ・コイル巻き ・とめ結び
アジア結びのアクセサリー 知光薫 (高橋書店)
・ひと結び ・つゆ結び ・こま結び ・コイル巻き ・平結び ・左右結び ・むかで結び ・まとめ結び ・鳥の尾結び ・丸組結び ・双葉結び ・8の字結び ・几帳結び ・釈迦玉 ・玉結び ・淡路玉 ・木瓜結び ・吉祥結び ・茗荷結び ・国結び
NHKおしゃれ工房 花結びのアクセサリー 田中年子 (NHK出版)
・釈迦結び ・こま結び ・茗荷結び ・淡路結び ・亀結び ・淡路つなぎ ・菊結び ・玉房結び ・モンキー結び ・つゆ結び ・平結び ・むかで結び ・角結び ・左右結び ・稲穂結び ・巻き結び ・マット結び ・几帳結び
飾り結びのアクセサリー―アジアンスタイルを楽しむ 知光 薫 (NHK出版)
・菊結び ・茗荷結び ・ボタン結び(釈迦結び、釈迦玉) ・淡路玉 ・つゆ結び ・まとめ結び ・こま結び ・平結び ・左右結び ・コイル結び
アジアンノットを楽しむ―オリエンタルなアクセサリーと暮らしの小物(雄鶏社)
・ひと結び ・とめ結び ・コイル巻き ・つゆ結び ・こま結び・几帳結び ・淡路結び ・淡路玉 ・玉結び ・吉祥結び ・茗荷結び ・国結び ・平結び ・ねじり結び ・玉房結び ・くさり結び ・8の字結び ・唐蝶結び ・髪飾り結び ・籠目結び ・梅結び ・四つだたみ結び ・重ね四つだたみ結び
アジアンテイストのビーズアクセサリー 知光薫 (雄鶏社)
・つゆ結び ・こま結び ・木瓜結び ・平結び ・コイル巻き
紐で楽しむはじめての花結び手芸 松田愛子 (日貿出版社)
・淡路結び ・二本の淡路結び ・丸結び(淡路玉) ・本結び ・綾巻き結び(茗荷結び) ・ひと結び ・三つ組(平結び) ・四菱結び ・一本三つ組(稲穂結び) ・四つだたみ結び ・三つ輪結び ・籠目結び ・相生結び ・亀結び ・松結び ・竹結び
モダンテイストの結びアクセサリー 知光 薫(高橋書店)
・ひと結び ・コイル結び ・とめ結び ・まとめ結び ・つゆ結び ・こま結び ・三つ編み(三つ組(平)) ・四つ編み ・四つ組結び ・丸組結び ・平結び/平結びピコット ・七宝結び ・むかで結び/変わりむかで結び ・引結び ・輪結び ・左右結び ・釈迦結び ・双葉結び ・几帳結び ・吉祥結び ・草加結び/二重草加結び ・玉房結び ・三つ葉結び ・あげ巻き結び ・亀甲結び(亀結び) ・あわじ結び ・袈裟結び(あわじつなぎ) ・モンキー結び ・あわじ玉結び ・釈迦玉結び ・玉結び
楽しいひも結び (日本ヴォーグ社)
・つゆ結び ・こま結び ・しゃか玉結び ・あわじ結び ・あわじ玉 ・亀結び ・コイル巻き ・髪飾り結び ・みょうが結び ・かご目結び ・几帳結び ・国結び ・平結び ・ねじり結び ・8の字結び ・稲穂結び ・四つだたみ結び ・重ね四つだたみ結び ・吉祥結び ・玉房結び ・梅結び ・唐蝶結び
アジアンテイストのひも結び (日本ヴォーグ社)
・コイル巻き ・こま結び ・つゆ結び ・8の字結び ・丸四つだたみ結び(重ね四つだたみ結び) ・あわじ結び ・二重あわじ玉(あわじ玉) ・国結び ・几帳結び ・玉房結び ・吉祥結び ・平結び ・しゃか玉結び ・梅結び ・ひと結び

 

 

◆とめ結び

一方の糸にもう一方の糸をかけて輪を作り、ひと結びにする要領で引きしめます。

◆ひと結び、(別:一重(ひとえ)結び)<花結び>

結節法(止め結び)の一種で、糸端の始末や、ひもとひもをまとめたいときの簡単な結び方です。とてもシンプルな結びですが、応用範囲は広く、ひもの途中でビーズを止めたり、いくつもつなげてボリュームを出したり、といろいろ使えます。2本以上でも、同様に結びます。

◆コイル巻き、コイル結び

ひと結びする要領で、糸端側を2回以上巻きつけて、引きしめます。出したいボリュームによって巻く回数を決めます。ひも先にアクセントをつけるときや、糸端の始末などに用います。

◆つゆ結び(魚鱗結)

2本のひもを小さな結び目でつなげる結び方です。連続して結ぶと、2本のひもを1本のひもにまとめられます。その形から、中国では鱗(うろこ)や蛇に見立てられます。ネックレスやブレスレットをつくるとき、他の結びと組み合わせてよく使われます。

◆こま結び(雙聯結)

2本のひもを×形にしっかりとつなぐ結び方です。「細かい小さな結び」ということから、名付けられました。結び目が小さくほどけにくいので、装飾性の高い結びの上下に使うことが多く、また正倉院にも残されている、伝統の結びです。


<釈迦結び>

◆釈迦結び・釈迦玉結び

釈迦結びを平らに結んでから、引きしめて丸く形づくるこの結びは、「しゃか頭」とも呼ばれます。形状が、お釈迦様の頭のようにでこぼこしているところから、この名前が付けられました。昔から、衣冠束帯の襟どめのボタンとして結ばれています。

他の結びと合わせて一対のボタンを作るときの玉の方です。ひも端の始末にも飾りとして使われます。また、小さな花芯の形のまわりに輪を花びらのようにつけて、イヤリングや指輪を作ることもあります。

◆淡路結び・淡路玉(雙錢結)、丸結び(別:円結び)<花結び>

淡路結びは、金品に紅白の水引で結ばれる儀式用の結びの基本形で、応用範囲の広い結び方です。上向き、下向きの結び方があります。

また、「淡路結び」のほか、葵の葉を2枚重ねた形に似ているので「葵結び」と呼ばれたり、「鮑結び」「相生結び」とも呼ばれます。中国では、二つの銅銭を重ねたように見えるところから、この名が付けられました。

淡路結びを球状に仕上げたものが淡路玉です。淡路玉を、複数作る場合はムダが出ないよう長いひもで作り、1個作るごとに切り離します。

◆二本の淡路結び(別:二本の葵結び、二本の鮑結び、めん結び)

2本のひもからなる淡路結びです。

準備中

◆袈裟結び(あわじつなぎ)

淡路結びをつなげて結んだものです。慶事の飾りや房飾りに使われる結びです。

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