◆アジアンノットを作ろう!◆

 

キラキラした華やかさは少なく、飾り結びが並んでいるだけなのに、何だかかわいくて何だかステキ。以前、チャイニーズブラウスを手作りしたこともあり、こういうアジアンチックな装飾は、素朴だけれど懐かしいような、そんな印象です。使う陶器ビーズも「目出鯛」の鯛や、招き猫だったりと、つくるだけで縁起が良さそうです。

ここにたどりついたあなたも、そんなアジアンチックなものが好きなのかも。アジアンノット、始めてみませんか?

 ■ 材料・道具は何が必要?

アジアンノットの道具たち★材料・道具★

 1:コルクボード&ピン(待ち針でもOK):ひもを固定するのに使います。
 2:鉗子(かんし):糸端の始末や引きしめに。
 3:先のカーブした針:あわじ玉を糸に通すときに使うと便利。
 4:アジアンコード:アジアンノット用に開発されたポリエステル100%のひも
 5:陶器ビーズ
 6:マクラメビーズ

  その他:はさみ、定規、結び目を固定するときに使う接着剤、ひもの端の処理をするライター、取り付け部分がねじ式になっているケイタイジョイント、などなど。

★100円ショップを上手に活用しよう!★

 こういうのって、ある程度道具を揃えるのに結構、お金かかりますよね。それにその後続けるかどうかわからないし(←飽きっぽい私だけですか?)。なので、道具も安くそろえてやってみるのが一番かと思います。まずは、コルクボード。これは100円ショップでOK。専用のコルクボードは1センチごとに目盛りがついてますが、その都度測れば、なくても大丈夫です。私も最初、この小さいのを使ってましたが、すぐに100円ショップで大きいコルクボードを買いました。やはり、「大は小を兼ねる」ということで。

 それから、ピンはアジアンノットのピンとして売ってるものより待ち針の方がやりやすいです。特に極細のアジアンコードを使うときには、待ち針の方が刺さりやすいです。でも、アジアンノットのピンも、ビーズの穴ににコードをぐりぐり、ねじ込んだり、フリンジにするためにコードをほどくのに使ったりします。

 最近では100円ショップにも陶器ビーズ、売ってますね。まぁ、ちょっと素朴感たっぷりかもしれないけど、これはこれで味わい深い気もします。

■ では、さっそく製作開始!

 お手本となるテキストは『アジアンノットのアクセサリー〜きっかけ本8〜(雄鶏社)』を使用しました。掲載している飾り結びはたくさんあって、「しゃか結び」くらいしか知らなかった私は、その種類の多さにビックリ。一見すると、とっても難しそうだけど、色を変えた糸で解説していてとてもわかりやすいです。

 今のところ、私のお気に入りは「吉祥結び」で、簡単なのに難しそうに見えて、さらに仕上がりが美しいところがなかなかいい。また、最初の頃は「あわじ玉」を作るだけでも、途中で、これは一体どうなってしまったんだ?とわけがわからなくなっていた。だが、だんだん慣れてくるとテレビを見ながら手だけは動く、といった内職状態に進歩し、やはり人間慣れるということはすばらしい!と感動しました。

 何かを手作りすることは、配色や形、雰囲気などを自由に思うままに作れるのがとてもいいですね。キリがないのは“飽きる”ことへのきっかけにもなるけど、それもまた製作意欲が湧くってもんでしょう。

 ■ちなみに・・本はこちらからでも購入できます。

 今ではアジアンノットや飾りひも、いろんな本がたくさん出てますね。『アジアンノットのアクセサリー〜きっかけ本8〜(雄鶏社)』をはじめ、様々な本はアマゾンさんを通して、こちらからも購入できます。初めての方は『アジアンノットのアクセサリー〜きっかけ本8〜(雄鶏社)』を、上級者はぞくぞく出てる新作本をチェックしてみてはいかがですか?

アジアンノットのアクセサリーきっかけ本
アジアンノットを楽しむ―オ...
楽しいひも結びHeart warming life series

↓ほかにもいろいろありますね〜↓

■ こんなの、できました。
(結びの説明は「アジアンノットのアクセサリー〜きっかけ本8〜(雄鶏社)」からの引用です。

目出鯛ストラップ♪☆目出鯛ストラップ☆

@:玉結び
<仕上がりはしゃか玉結びと同じですが二本のひもの途中で結ぶため結び方は異なります。>

A:几帳結び
<几帳(平安時代などに使われたついたて)に飾りとしてつけられたもの。3枚の葉に見えることから、中国ではかたばみやクローバーに見立てられています。>

B:吉祥結び
<これは中国の結び方。日本にもよく似た形の菊結びがありますがおめでたい点は共通。>

C:コイル巻き
<糸をひと結びする要領で、糸端側を二回巻きつけて引きしめる。>

<感想>鯛がへんちくりんな顔してるけど、なかなか爽やかにできた気がする。

さわやか〜?地味?☆吉祥結びストラップ☆

D:つゆ結び(5回)
<二本のひもを小さな結び目でつなげる結び方。連続して結ぶと二本のひもを一本の太いひもにまとめられます。その形から中国では鱗や蛇に見立てられています。>

E:あわじ玉(白と紺)
(先に、あわじ玉を作っておき、糸に通す)

<玉にしない場合は「あわじ結び・あわび結び」と呼ばれ、お祝いごとには金封の上に紅白の水引きで結ばれます。中国では、二つの銅銭を重ねたように見えるところから、この名がつけられました。>

<感想>ちょっと“大人”のイメージにしてみました。

 

 ■ 鉗子(かんし)より使いやすい、針のちょっとしたオススメ

玉房結びには針がオススメ! ちょっと複雑な結びとして「玉房結び」がありますね。本には、鉗子(かんし)を使って、アジアンコードを通してる写真が載ってますが、私は断然、針(あわじ玉をアジアンコードに通す時に使うアジアンノットの針です)の方が簡単だと思います。

 針にアジアンコードを通して、上の写真のように、スイスイ通していけば、玉房結びなんて、おちゃのこさいさ〜い。

★これで「なんちゃってフラワー・ストラップ」の二本どりも、おちゃのこさいさ〜い!

 「なんちゃってフラワー・ストラップ」は玉房結びの二本どりです。人それぞれ、やり方はあると思いますが私の方法をご紹介します。

1.玉房結びを作ります。きつく引きしめずに、すき間があいてるくらいです。(写真1枚目)
2.針に極細アジアンコードを通します。そのままだと取れるので、結んだ方がいいです。
3.そして、玉房結びの糸に添って、極細アジアンコードを通していきます。(写真2枚目)
4.全部通し終わると、こんな感じ。(写真3枚目)
右側(始まり)の端はギリギリで切って、ライターで処理します。左側(終わり)の端は、通し始めのところに押し込めるくらいの長さに切って、ライターで処理してから、そこへ押し込み、最後に接着剤(乾くと透明になるもの)を付けておきます。
5.出来上がり。(写真4枚目)

針にアジアンコードをしっかり結んでね 針だから、スイス〜イ 後は始末だけ。 出来ちゃった!

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