ながさき新着ニュース(22日PM 10:00)
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長崎新聞
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【動画】朝鮮通信使ウオークが対馬到着 ソウル−東京、日韓交流の足跡たどる
江戸時代に十二回来日した李氏朝鮮の外交使節団「朝鮮通信使」が旅した約二千キロの道をたどる「21世紀の朝鮮通信使 ソウル−東京 友情ウオーク」のメンバー二十六人が二十二日、韓国・釜山から旅客船で対馬市に到着した。
日本ウオーキング協会と韓国体育振興会、朝鮮通信使縁地連絡協議会(会長・財部対馬市長)が主催。通信使は一六〇七−一八一一年まで約二百年間続き、同ウオークは来日四百年を記念して二〇〇七年春に初開催した。今回は二回目。
一日にソウルの景福宮(旧王宮)を出発し、途中合流も含め六十代−七十代を中心に日韓の約五十人が参加する。対馬を訪れたのは日本側十八人と韓国側八人の男女で、最高齢は七十九歳。同ウオーク事務局長の遠藤靖夫さん(66)=埼玉県=によると、韓国内では各自治体を訪ね、温かい歓迎や励ましを受けたという。
日焼けしたメンバーが市役所に到着すると職員らが拍手で出迎えた。斉藤勝行副市長は歓迎式で「対馬は大陸と日本を結ぶ懸け橋を担い、江戸まで先導役を務めたのが対馬藩。日韓交流の足跡をたどり、新たな友情をはぐくんでほしい」とあいさつ。同ウオークを率いる同振興会の宣相圭(ソン・サンギュ)総裁は「友情、愛、平和の懸け橋のために頑張ります」と意気込みを語った。
二十三日は対馬の史跡を巡り、二十四日に出発。福岡から大阪までは通信使の足跡が残る鞆の浦(広島)や牛窓(岡山)などをバスで訪問。大阪から歩き、五月二十日に東京・日比谷公園にゴールする。
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