舞台挨拶
5月24日土曜日。『チルソクの夏』公開初日の、下関スカラ座には朝9時前から長蛇の列。最近の映画館では珍しく立ち見のお客様がでるほどの好スタートを切りました。下関スカラ座は、初回上映だけでなく、毎回の上映時間とも整理券を配布しての上映となりました。

下関スカラ座の舞台挨拶の模様を一部ご紹介します。

ゲスト: 水谷妃里、上野樹里、桂亜沙美、三村恭代、淳評、佐々部監督、プロデューサー臼井、助監督瀧本、撮影坂江、照明渡辺、美術若松、編集青山他

佐々部監督:「ぶち嬉しい!」(会場拍手) 一本目の映画を撮ったときに、桃栗三年柿八年、人の夢は10年という台詞を書きました。『陽はまた昇る』という映画で賠償美津子さんの台詞です。この映画に10年かかりました。今日みなさんにお伝えしたいのは、「感謝」という言葉しかみつかりません。本当に感謝いっぱいです。壇上にいるキャスト以外にもたくさんのキャストが出ています。本当にみんなありがとう。キャストだけでなく、スタッフにも感謝しています。そのスタッフが東京から仕事を放り出して、どうしても公開日に下関の地に来たいという思いで来ています。腕とハートは日本一のスタッフです。50人以上のスタッフ全員に、感謝しています。でも一番感謝しているのは、フィルムコミッションを始め、下関の市民にみなさん、ボランティアのみなさん、暑い中ずっと手伝ってくれた高校生のみなさんです。この作品に関わった全ての方に感謝いっぱいです。ありがとうございました。

水谷妃里昨年の夏、4人で合宿をして陸上の練習をして、すごく仲良くなって、映画の中でも、友情とかを感じていただけるいい作品になっています。1回目観てすごくいいなと思ったら、2回目もみてください。また違った新たな発見が色々とできると思いますので、宜しくお願いします。

上野樹里うまく言えないのですが・・・初出演で、映画を始めて経験しました。陸上とか暑い中、リハーサルにもすべについていくのに必死で、とにかく一生懸命、せいいっぱい頑張ったのでそれを観てください。これからも山口県とか福岡県以外でも公開ができたらいいなと思っています。

桂亜沙美3月30日の先行試写会の時に、来ることができなかったので、下関に来るのは5ヶ月ぶりなんですが、みなさんが応援してくださるのがこの街にきてすごくよくわかって嬉しく思っています。この映画は1977年78年のお話なんですが、その当時高校生だった方、今高校生の方、これから高校生の方 そのときに感じる友情や恋愛、悩みとかそういうのがを自然に描かれているので、共感できる部分があると思うので是非、楽しんでください。

三村恭代こんなに会場に多くのお客様に集まっていただいて、今すごくドキドキしてるんですが、一緒に映画に出た方がいらっしゃるようなので、嬉しいです。とてもいい映画にできあがっていると思うし、お色気シーンもあるので(笑)楽しみにしてください。

淳評こういうの初めてで・・・緊張しています。この映画は本当に純粋という気持ちを思いださせてくれる映画なので、楽しみにしてください。

臼井プロデューサー昨年の5月に初めて、こちら(下関)に監督と来たときには、まさかこんな状況で初日を迎えられるとは思っていませんでした。今週はずっと下関にいるんですが、市内の至る所にポスターが貼られていて、県内どこに行っても応援してくださる方がいらしゃって本当に心強い限りです。この映画を大事に育てて、日本全国、世界へと発信させていきたいと思っています。みなさんよろしくお願いします。