常磐道山元―亘理IC間 年内開通へ前倒し東日本高速道路東北支社は23日、常磐自動車道山元―亘理インターチェンジ(IC)間の開通時期を当初の2010年9月から本年中に前倒しすると発表した。最後まで残っていた亘理町の用地買収が終了し、完成に見通しがついたため。同区間11.5キロの土盛り工事はほぼ終了した。工事の進ちょく率は3月末現在、舗装26%、標識設置5%、料金所などの管理施設建設が50%。 亘理町のルート上に残っていた住宅が3月末までに立ち退きに応じ、用地を買収できた。加えて、高速道の土盛りを横断する生活道路トンネルを一部造らない方向で地元と合意したため、工期短縮につながった。 東日本高速道路東北支社は「本年のどの時期になるかは明らかにできない」としている。 常磐道は福島県富岡町の常磐富岡IC以南が開通している。常磐富岡―相馬IC間が11年度、相馬―山元IC間が14年度に開通する予定。
2009年04月24日金曜日
|