『ライバルはマスコミかな』―自民党は堂々中央突破せよ!


日々、益々露骨になつてきたマスコミの偏向、捏造。この常軌を逸した振る舞ひは、何処から来るのか、何を焦つてゐるのか。「タイム・リミット」でもあるのだらうか。相手が形振り構はず襲ひ掛かつて来る以上、こちらもそれなりの対応をする必要がある。総務省には一刻も早く実効ある対策を求めるものである。

そして、自民党にはこの問題を「選挙の争点」として掲げて頂くことを御願ひする。日教組問題を取り上げることに、非常に大きな躊躇ひを見せた同党であるから、それよりも各段に選挙に影響する「マスコミ問題」には腰を引くであらうが、これは既に「テロ行為」のレベルにまで達した問題であるので、政権与党として、ここで逃げて貰つては困る。最早マスコミは報道機関ではない、平穏に暮らす国民の生命・財産を脅かす存在に変貌してゐる。

企業はどうか、マスコミに与する者は栄へ、反撥する者は滅びてゐる
裁判はどうか、マスコミに与する者は勝ち、反撥する者は負けてゐる
教育はどうか、マスコミに与する者は正常、反撥する者は異常とされる
政治はどうか、マスコミに与する者は当籤、反撥する者は落選してゐる

多くの企業が故無きこと、実態無きことを以て倒産、解散に追ひ込まれてきた。多くの政治家が失言、暴言と誹られ、その職を奪はれてきた。市井の人に群がり、心の安定を奪ひ、被害者を冒涜し、加害者を護つてきた。カルトの肩を持ち、劣悪な商品を安さのみを強調して懸命に売り込み、決して安全とは云へない地域への旅行を、為替得を理由に声を張り上げて宣伝してゐる。

国民の安全など全く配慮してゐない、いや、どうでもよいのである。自分達の利益にさへなれば、スポンサーの御機嫌さへ窺へれば、国家の根幹さへ破壊出来れば。隣国が、周辺国の度重なる制止も聞かず、我が国上空に向けミサイルを撃ち上げると脅してゐる今でさへ、マスコミはその実態を全く伝へず、「株屋がどうした、かうした」と相も変わらぬ首相の言葉狩りに躍起になつてゐるではないか。「株式に関する国民の信頼を高めるには、どのやうにするべきか」といふ首相の問ひ掛けも、マスコミに掛かれば、一瞬の中に「証券関係者への暴言」にすり替はる。

それにしても、かうした捏造報道に瞬時に食ひ附く民主党・鳩山幹事長の脳味噌には一体何が詰まつてゐるのか。それはウニなのか。我々人類とDNAの70%が一致するといふウニなのか。名門に生まれ、東大を卒業し、大学の教官となり議員となり、そして成れの果てがウニなのか。哀れを通り越して、ひたすら気持ちが悪ひ。

そこまでして、ミサイル情報を阻止しなければならぬ、何があるのだらう。誰の為の放送か、誰に都合が悪いのか。どちらの方角を見て内容を決めてゐるのか。あなたがたの「真の雇ひ主」は誰なのか。

今日もまた社民党の「国壊議員」を自称する輩が吠へてゐた。我が国の正当な「ミサイル迎撃宣言」に対して、「余り勇ましいことを云はない方がよい」などと。はてさて「国を壊す」などと公言するのは勇ましくはないのか。誰を脅してゐるつもりなのか、誰の代辯者なのか、あなたの「雇ひ主」は……。

公職に奉じる者、その全ての国籍、帰化の時期を「知る権利」は我々国民には無いのか。国家の経営に直接関はる者達が、一体誰の意向で動ひてゐるのか、それを知り得る術も無いのか。

生放送で発せられた、一国民の「素朴な質問」に絶句し、画面を凍り附かせた放送関係者は一体何者なのか。聞かれて何も答へず、知らぬ存ぜぬで通ると考へてゐたのか。ならば何故あの場に出演したのか、国民の知的水準を舐めてゐたのか。国民は「王様は裸だ」と既に見抜いてゐる。いやいや、裸であることを知らないのは、御本人達だけである。ディレクターだ、プロデューサーだ、解説委員だ、などと云つて大きな顔をして渋谷の街を歩かぬ方がよい。気附いてゐないのでせうが、あなたがたは丸裸ですから。「無知蒙昧陳列罪」になりますよ!

             ★ ★ ★ ★ ★

中川前大臣の問題でもさうである。酒が主因で無いことは確定した。「バチカンの醜聞」も全く証拠の無い話であることが明らかにされた。願はくば、もう少し早い段階で反撃に出て欲しかつた。御本人は、予算成立の直前であつただけに、様々の躊躇ひがあつたのだと思ふ。ならば、党として専門家チームを構成し、かうした問題に積極的に関はるべきではないか。常設のマスコミ対策チームを作るべきではないか。

国民周知の為の広報活動といふ発想だけではなく、「対マスコミ戦」専門の部門を作り、徹底的に闘ふべきではないのか。情報提供、資料提供に協力を申し出る国民は山のやうにゐる。システムとして機能するやうになれば、得た情報の精査と、法務部門とのチームワークで、極めて短時間の間に、敵の急所を一撃することが出来るだらう。

中川前大臣の会見を評して、「国際社会に恥を曝した」「父親が自殺しているから、本人もまた自殺の恐れがあるから、そんな理由で追求は止めないぞ」「何度でもあのVTRを流すぞ」「二度と再び公の場に出るな」「あんなものはね××(自粛音)」と激烈に罵倒したのは、「辛坊治郎」讀賣テレビ放送報道局次長(局長待遇)・報道局解説副委員長である。まさに正気の沙汰ではない。

世界が本当に奇異に感じたのは、これしきのことで大臣が辞任を余儀なくされた「日本の政治状況」である。中川氏の体調に関して、科学的な検証が何も行はれなかつたことである。そして、それを伝へるマスコミの異様さである。斯様な発言をする人物が、テレビ局を代表する立場にゐることである。大学の教壇にも立つてゐることである。そして、それを多くの国民が黙認してゐることである。辛坊氏には、自らの主張である「二度と再び公の場に出るな」が、綺麗な弧を描ひて自身の身に舞ひ戻るであらう。

組織としてのマスコミ解体と共に、個人の責任の追求も止めるべきではない。自民党は党として、これを行ふべきである。国民任せにしてゐる現状は無責任である。


追加:捏造報道により社長が辞任し、局を挙げて謝罪したはずの日本テレビ「真相報道バンキシャ!」、本日放送の最後の最後、テレビから流れてきた締めの言葉は、「報道にはリスクはつきものですから」であつた。また、やるつもり。まだ、やるつもり満々である。

それにしても、社長が辞任するやうな事件を起こした、まさにその番組が打切りにもならず続くといふのは、日テレには「社長よりエライ人がゐる」ことの証拠であらう。その人の御意向一つで、全てが決まつてゐるに違ひない。さうに違ひない……

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