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イジケた子供(親編)

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イジケた子供(子供を守る8)

卒業を控えた数日前に学年主任から、娘に卒業式に出席してもらいたいと言われましたが

娘は最初から「卒業式には絶対出ない!」と言っていたので欠席の返事をしました。

私はPTA役員として卒業式に参列しました。すぐ隣が卒業生の席になります。

一番端にいたイジメグループの一人と目が合いました。

向こうが睨みつけてきたので、私も負けじと睨みつけます。

私は、自分からは目を逸らすつもりはありません。睨みつけられる理由なんてありませんから。

何がきっかけだったのかは分かりませんが、向こうが先に目をそらしました。

私は、心の中でガッツポーズをしましたね。(笑

次に日に娘は校長室で証書を受け取ると簡単な挨拶をして、さっさと帰ってきました。

本当に、今思い出しても目まぐるしい一年間でした。

今日で「子供を守る」は終わりになります。

この「子供を守る」で私がしてきた対処方法が最善な方法だとは思っていません。

たまたま私の取った行動が、子供に合っていただけなんだと思っています。

もしお子さんが苦しんでいたら、世間体を気にしないで、お子さんと真っ直ぐに向き合い

今、目の前にいる子供が何を訴え、何を必要としているのか、考えてあげてください。

イジメはけして起こってはいけない、哀しい出来事だと思います。

娘の通っていた様な教室に出てこられるのは、ほんの一握りの子供達にすぎません。

苦しみながら、社会に出て行くためのきっかけを掴むために必死になっている

子供達がいることも事実です。

長々と、偉そうな事を言ってきましたが、気分を悪くされた方がいたらお詫びしたいと思います。


次回からは、息子と娘に分けて今に至るまでのお話しを書きたいと思っています。

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イジケた子供(子供を守る7)

高校くらいになると、親は添え物で質問の受け答えは子供がするようになります。

面接の先生が「3年生になってから、欠席が多いようですが何かあったのですか?」

と娘に質問しました。私には答える権利は無いので、娘の答えを待ちます。

すると娘は堂々と「イジメを受けていたので休みが多くなりました。

 今は学校には通わずに、不登校の生徒が通う教室に通っています」と答えました。

もう、私は隣に座っていて冷や汗ダラダラでしたよ。(笑

面接が終わり学校を後にしながら「どうして正直に話しちゃったの?

 上手く誤魔化せばよかったのに」大人のズルイ考えが口から出ます。

娘は「正直にちゃんと話したかったし、これで良かったと思ってるよ」

と清々しい顔で答えました。

この子は、私が思っていたよりも強い子だったみたいです。

娘が、自分の受け答えに満足をしているなら、親は何も言う必要はありません。

帰りの電車の中では「お母さん、もう冷や汗ダラダラだったんだから」と

2人で笑って話していました。

これがダメだったら、また別の学校を探せばいいだけの話しです。

それでも、ドキドキしながら合否の発表を待っていましたが、

結果は無事に合格をしていました。いやぁ、本当に良かったです。

娘が高校に入学してから出来た友達のうちの数人が、面接の時に娘と同じような受け答えを

していたそうです。学校はイジメの事実ではなく、本人の自主性を見ていたのでしょう。

偶然とはいえ、娘に合った高校を選択出来たことは、本当に幸せでした。

高校入学の手続きも無事に済ませ、後は卒業を待つだけになります。

続きはまたまた後ほどになります。文章を書くのは難しい・・・・(汗

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イジケた子供(子供を守る6)

塾にも同じ学校の生徒が、沢山通っていましたが

娘は「勉強が分からなくなると困るから塾は続けたい」と言うので

塾には今までどおり通わせる事にしました。

塾の先生は「本当に通わなくなるとはおもいませんでした」と驚いていました。(笑

学校へは行かずに、塾と不登校児童の教室には通うという変わった生活が始まります。

最初のうちは学校に行ってないという罪悪感があったようです。

私は「仮病でズル休みをしている訳じゃないんだから、世間の目を気にせずに

 堂々としていいんだから」と呪文のように繰り返し言い聞かせました。

そのうちに教室にも慣れ、同じ学年の女の子の友達も出来てきました。

教室は給食が無かったので、最初のうちはお弁当を持たせていましたが

「お友達と一緒にコンビニにお昼を買いに行きたい」と言うので

みんなと同じくらいのお金を持たせることにしました。

娘にとって、友達とお昼を買いに行くという些細なことも楽しかったのでしょう。

苦しかった学校生活が嘘のような、楽しい生活を送ることで娘は元気になっていきます。

娘は不登校でも、広報の委員長をしていた私は頻繁に学校に足を運んでいました。

ある日担任が「○○さんの様子はどうでしょうか?」と尋ねるので、

私は「おかげ様で、教室でお友達も出来て毎日が楽しいと言って元気に通ってます」と

満面の笑みを湛え、嫌味を込めて答えました。(これってイジメよね。笑)

そして、推薦入学希望者の面接の日を向かえることになります。

推薦なので筆記試験はありません。面接によって合否が決まります。

教室が私服だったので、久しぶりに制服を着た娘と面接会場へと入って行きました。

続きはまた今度になります。

イジケた子供はパソコンのメモ帳に下書きをして、それをブログに貼っているのですが

今日から息子が10日間の連休に入りました。

息子にパソコンを占領されると、下書きが出来なくなるので

今までのように毎日載せられなくと思います。すみませんが、ご了承ください。

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イジケた子供(子供を守る5)

休むことは多くなりましたが、娘は頑張って学校に通っています。

私は、推薦を貰って学校に行かなくなった後の事も考えていました。

そんな時に、お子さんが登校拒否をしているお母さんから

市で運営している登校拒否を受け入れてる教室があることを教えて貰いました。

市内の小中学校に通っている子供が対象で、費用はかかりません。

そこに通うと出席扱いになるという話しでした。

娘にこの教室の事を話すと、見学して良かった行きたいという事でした。

ただ、見学に行くのは先に延ばすことにしました。

この計画を、推薦を貰う前に学校には知られたくなかったからです。

そして、念願だった推薦を貰い高校に願書を提出する時を迎えます。

娘は晴れやかな顔で願書を出しに行き、次の日から中学へは行かなくなりました。

それまでは「体調が悪いので休みます」と学校に連絡を入れていましたが

この日は「娘が学校には行きたくないと言うので休ませます」と連絡をします。

次に日に私は学校へ行き、担任に「娘がもう学校には行きたくないと言うので

市で運営している登校拒否の子が通う教室に行かせたいと思います」と話します。

先生は「3学期の成績や出席日数は、高校にはいきませんから、別に教室に通わなくても

大丈夫なんですよ」と言いました。

この時代の学校って、イジメや登校拒否の実態を隠すのに必死な頃でしたし

市の運営する教室に生徒が入れば、先生にも指導が入ることになります。

自分の立場を守るために出た言葉としか、考えられません。

私は「中学卒業までの間、うちの子が誰とも接触せずに家に閉じこもってる事が

良いことだって言われるんですか!」と言うと先生は「いえ、そんなことは・・・・」

と力なく言葉を濁すだけでした。

その後、教室を見学に行き雰囲気が良かったので、手続きをして通うことになります。

また長くなちゃいましたね。続きはまた明日。

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イジケた子供(子供を守る4)

今日は息子の話しです。時期的にこの辺に入ります。

娘のイジメが発覚して、娘の事で走り回る日が続きますが

私は息子の様子にも目を配るよう心がけました。

娘にばかり掛かりきりになって、息子に寂しい思いをさせたくは無かったのと、

何かあった時に息子の出すSOSを見逃さないためでした。

兄弟の仲が良かった事や、娘の弟の面倒見が良かった事

息子のシスコンが幸いして、寂しい思いをする事は無かったようです。

そんな中、2学期になってたか息子が「お腹が痛い」と休むようになりました。

朝のうちは本当に具合が悪いのかと思っていましたが、

そのうちに布団から起きだしてゲームをやり出します。

朝の様子からみて、仮病とは思えません。これって、登校拒否の症状です。

原因を考えますが、友達と喧嘩したとかイジメにあってる様子はありません。

原因が分からなければ、何も手を打つことも出来ません。

息子が「お腹が痛いから学校を休む」と言う時には、学校に無理矢理行かすのは

逆効果になるので、そのまま休ませ様子を見ることにしました。

そんなある日、息子の同級生のお母さんから息子が学級委員になった話を聞きます。

息子はどちらかというと、縁の下の力持ちのタイプで学級委員の器ではありません。

慌てて家に帰り息子に話を聞くと、クラスの推薦でなったというのです。

登校拒否の原因は、これに間違いありません。

息子に学校に行って先生に事情を聞いて来ると言うと「行かなくてもイイよ!」

と言われましたが、息子に内緒で学校に行く事にしました。

先生に会って息子が登校拒否になっていて、学級委員になったことが

原因だと思うのですがと話しました。

すると先生は、息子が忘れ物が多いので学級委員になれば責任感が出て

忘れ物が無くなると思い、生徒を誘導して息子を学級委員に推薦させて事を

自慢げに話すじゃありませんか。そんな理由で、学級委員を決めていいのでしょうか。

子供にだって、向き不向きがあります。私、キレちゃたんですね。

先生に「うちの子は、縁の下の力持ちで学級委員をやるよなタイプじゃないんです!

忘れ物が多かろうが、そのうち自分で自覚して気をつけるでしょうから

余計な事はしないでください!」と啖呵を切って鼻息も荒く学校を後にしました。

息子に内緒で行ったのに、おバカな私は怒りにまかせて全部話しちゃったんですね。(笑

「だから、行かなくてイイって言っただろ!」と怒られちゃいましたが

その後息子の登校拒否は、治まっていきました。

本当に同じ様な時期に、2人して何かしらやらかしてくらました。(笑

明日は、また娘の話しの戻ります

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開設日: 2008/6/11(水)


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