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撮影比較

調査は全てに於いて証拠が不可欠です。
現場では視認だけでなく証拠をカメラに収める必要があります。
現在市販されているカメラの殆どが夜間撮影に適していません。
当社では、日々撮影技術の向上と最新鋭のカメラを導入し適材適所に合わせ柔軟に機材を使い分け調査に取り入れています。
下記にご紹介する撮影実験は実務(現場)と同じようなシュツエーションを想定し撮影しています。
一般に市販されているカメラから業務カメラまで映像付きで詳細に解説します。

<撮影場所>
月極め駐車場内
<撮影時刻>
午後23時30分頃から午前1時00分
<撮影ロケーション>
天候:曇りのち小雨 / 月明かり:24Days / 駐車場の灯り:なし / 撮影の距離:車から約30m
img01
図A
図Aのカメラは赤外線領域がなく暗闇に弱い広角の一般的なCCDカメラ。
右から車のヘッドライトを照射させてかろうじて車の確認が出来るレベル。
一般でも入手可能なカメラ

区切り線

図B
公称値1Luxを売りにするカラーCCDカメラの映像
図Aよりも若干ズームがあり車のシルエットが分るレベル調査実用レベルではありません。
肉眼と同じレベル。
一般でも入手可能なカメラ
img02

区切り線

img03
図C
公称値1Luxを売りにするモノクロCCDカメラの映像
F値1.4レンズを使用
図A・Bと比較して人が通れば分るレベル
それでもなお、調査実用レベルではありません。
多くの調査会社は図Cレベル程のカメラを使用していることが多い。
一般でも入手可能なカメラ

区切り線

図D
図Cのモノクロカメラに強力な赤外線照射器を当てた映像。
赤外線により図Cと比較してクッキリと車が映し出されています。
照射器を用いると人物の性別まで確認できるレベル。
調査実用レベルギリギリ。
一般でも入手可能なカメラ
img05

区切り線

img06
図E 当社がこれまで使用していた特殊カメラの映像。
図A・B・C・Dではハッキリしなかったバックグラウンドが確認出来ます。
駐車場の車線にも注目。
性別の確認だけでなく顔の確認が出来るレベル。
一般ではやや入手困難

区切り線

図F 現在、当社が使用している次世代カメラ1(業務用)
図Eと比較してノイズが軽減されコントラストがクッキリしています。図Eと比較して更に明るく、赤外線照射器を使用せずここまでの撮影レベルにまで到達しました。撮影時間帯は日中ではなく午後23時30分頃から午前1時00分 実際の映像では調査員が羽織っているパーカーの文字が読み取れます。
撮影距離はいずれも定点約30m先より撮影。
一般では入手困難
img07

区切り線

img08
図G 当社が使用している次世代カメラ2(業務用)
このカメラは肉眼では捕らえることができない赤外線を使用しますがその分、画像がシャープで深度が増し車内の様子まで視認できます。
図Fの次世代カメラ1では調査員のパンツが黒く写っているのに対し図Gの次世代カメラ2は赤外線照射により白く映し出されています。
一般では入手困難

区切り線

CCDセンサーは技術向上によって数年前と比べると比較にならない程進歩しています。
当社では新しいカメラが発売される度にメーカー協力によって撮影実験を繰り返し、使えるものだけを導入しています。
よい映像、満足してもらえる映像を提供し続けるために絶え間ない努力と探究心は衰えることはなく邁進し続けます。
カメラメーカー様へ
随時、調査実機テストにご協力いただけるカメラメーカーを募集しております。
厳しい実用テストに合格した暁には提携調査機関のご紹介も可能です。