親編は、「出来事」と「どう対処したか」と「結果」を簡単に書いてきました。
書いたのを読んでいると冷静に対処したようにみえますが、そんな事はありません
実際には心の中はいつも不安と焦りでいっぱいでした。
息子に「ニートになっても、親の援助は無いと思ってください」と言い切りましたが
「もし本当にニートになったらどうしよう」とか「そのまま引篭もりになったらどうする」
とか心の中ではハラハラしどうしでした。
親だって人間ですから、完璧な訳ではありません。
子供達が小さい時には、自分の感情にまかせて手を上げたりもしていました。
「こうすれば良い子育つ!」みたいな本も読んだりした事はありますが
私の性格や子供達の性格とは合ってない事ばかりです。
自分や子供の性格を否定するような事までして、子育てなんてしたら
ストレスで病気になりそうです。
本の通りなんかに、育てられたら誰も苦労なんかしないと思いました。
昨日、息子に「つるの君、高校の時に万引きした事があるんだって」と話していたら
「俺も、一回だけした事があるよ」と言うじゃないですか!
ガーン!さよなら満塁ホームランをあびたピッチャーの心境ですが
顔には出さずに話しを聞くと、小学校の時に駄菓子屋さんで一回だけ
友達と万引きをしたと言うのです。そうですか、そうだったんですか!
子供の行動をすべて把握しているとは思っていませんでしたが
悪い事はしていないと信じていた私は甘かったようです。
子供は、良い事や悪い事を含めていろいろな体験しながら成長をしていくもので
親の仕事って子供が自分で成長していくのを手助けしてあげる事なんだと
改めて思いました。いくつになっても、未熟な親のままです。
きっと、これからも試行錯誤をしながら子供と付き合っていくのでしょう。
子育ての正解なんて、棺桶に入っても見つからないのかも知れません。
今日でイジケた子供の親編は終わりになります。
次回からは妻・嫁編に入るつもりですが、これは愚痴のオンパレードになります。
読んでいて気分のいいものではありません。特に独身の方にはお勧め出来ません。
ただ、妻・嫁編で私が感じてきた事が結婚した娘への対応になって表れています。
いつから書き始めるかは、今のところ未定になっています。
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