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あす聖火リレー1年 チベット支援者ら長野でイベント 4月25日(土)

25日夜に平和を祈るろうそくがともされる善光寺の「駒返り橋」一帯

 北京五輪の聖火リレーが長野市内で行われてから26日で丸1年になる。リレー当日は中国のチベット政策に抗議する人たちと中国人らが沿道でにらみ合うなど騒然となった。リレー開催から1年に合わせて、世界的に関心が高まったチベット問題について考えようと、県内外の若者らが映画の上映会や行進などを行う。御開帳が開かれている長野市の善光寺では、昨年のチベット騒乱の犠牲者の追悼法要がある。

 リレー当日も騒乱での犠牲者の追悼をした「平和を願う僧侶の会」は25日午後6時から、善光寺境内の「駒返り橋」一帯にろうそくをともして平和を祈る。県内の僧侶らでつくる「チベットの風」などと一緒に開催する。翌26日は午前10時から、同寺大本願でチベット仏教を学ぶ集いを開き、正午ごろには同寺本堂で在日チベット人も参加する追悼法要を行う。

 同会代表で同寺徳行坊の住職、若麻績敬史さんは「リレーは日本人がチベットの人たちに心を寄せるきっかけになった。ただ、チベットをめぐる問題は1年たっても何も変わっていない」と話す。

 長野市の会社員、町田修さん(45)は市内の若者らと一緒に26日午後1時から、同市若里公園で「リンカ」と呼ぶ催しを開く。リンカはチベット語で公園やピクニックを意味する。リレー当日、ゴール地点となった同公園では中国人とチベット支援者がにらみ合った。町田さんは「合戦場のようになった若里公園で、チベット問題を考え直したい」という。参加者が食べ物や飲み物を持ち寄り、チベットに思いを巡らす計画だ。

 県内外の有志でつくる「チベットウィーク2009春in長野実行委員会」は26日午後5時から、30年余にわたり投獄されたチベット僧の姿を描くドキュメンタリー映画「雪の下の炎」を市生涯学習センターで上映する。入場料千円。同センター近くのもんぜんぷら座には、インドに亡命したチベット人の子どもたちの絵画などを展示する。追悼法要の後、善光寺から若里公園まで歩くピースウオークへの参加も呼び掛けている。

 実行委代表の会社員、西村登さん(40)=埼玉県所沢市=は「1年前はののしり合いが響くだけだった長野で、静かにチベットの現状を知ってもらえれば」と話している。

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