【2009年04月24日19時27分 更新】


1.消えたミツバチ…県内の対策は?
 (04/24 19:15)

世界的な広がりを見せている、ミツバチの異変ですが、県内でも、被害が深刻化しています。県内最大手の養蜂場に、対策を取材しました。今年で、創業100年を迎える、県内最大手の「西澤養蜂場」。宮崎市高岡町を拠点に、北海道や沖縄など、全国4か所で、西洋ミツバチを飼育しています。(西澤養蜂場・西澤康全社長)「みつも残したまま逃げていった。逃げていったというか、死んでしまっている。帰ってこない」西澤養蜂場で、ミツバチが減少し始めたのは、4年ほど前・・特に去年の10月以降、その異変が、深刻化したといいます。西澤養蜂場では、去年、農作物の受粉用に、500箱を用意しましたが、農家に貸し出す前に、200箱は、全てのミツバチがいなくなったほか、50箱は、数が激減。被害額は、約500万円に上ります。さらに、追加して用意した蜜採り用のハチも、農家に貸し出した後、今年は、ほとんど残っていなかったということです。こうした中、西澤養蜂場では、沖縄にある自社の養蜂場が、唯一、飼育が順調で、被害が出ていないため、そこからハチを運ぶことで、全体の不足を補っています。ミツバチの異変をめぐっては、その原因として、農薬や大気汚染などが、指摘されていますが、まだ特定されていません。(西澤社長)「(ミツバチが)自然にいなくなるというのは、大気汚染が原因しているのではと思う」西澤養蜂場では、原因を突き止めるため、今年の冬、独自の実験に乗り出します。北海道の養蜂場に、やぐらを組み、その上に積もった雪で、空気をろ過させ、その中で、ミツバチを越冬させるのです。(西澤社長)「ミツバチが犠牲になって、地球環境の悪化を、警鐘を鳴らしているんだと思う」原因不明のまま、確実に減少を続ける、ミツバチ。県内の関係者は、その異変に困惑しながらも、解決策を模索しています。


2.女性職員が270万円流用
 (04/24 19:04)

県中小企業共済協同組合の女性職員が、共済掛金の一部、約270万円を私的に流用していたことが、24日、分かりました。組合の発表によりますと、共済掛金を流用していたのは、組合で経理を担当していた40歳代の女性職員です。この女性職員は、経理担当として預かった共済掛金の一部を、指定された銀行の口座に入金せず、去年5月から先月にかけて、あわせて約270万円を、生活費などに流用したものです。職員は事実を認めた上で、これまでに全額を返還しましたが、組合では、この職員を懲戒免職にする方針です。


3.SNA“動画撮影”また発覚
 (04/24 19:06)

SNAスカイネットアジア航空のアメリカ人の元操縦士が、機内で、動画を撮影していたことがわかり、国土交通省は、24日、SNAを厳重注意しました。SNAによりますと、このアメリカ人の元操縦士は、2006年、10月から11月にかけて、訓練の最中に、ビデオカメラで外の様子を撮影したり、自分の姿を日本人副操縦士に依頼して、撮影させたりしていました。元操縦士は、おととし9月にSNAを退社していますが、この3件の動画をいずれも、インターネットに投稿していました。SNAは、今月17日にも、オランダ人機長による、機内での動画撮影が発覚していて、国土交通省から、2度目の厳重注意を受けたことになります。


4.宮銀・業績をさらに下方修正
 (04/24 19:04)

宮崎銀行の業績が、4度目の下方修正です。宮崎銀行は、今年3月期の決算について、赤字がさらに拡大し、経常損失が、238億円になると発表しました。宮崎銀行が24日発表した業績予想によりますと、今年3月期の決算は、経常収益が407億円と、去年11月の予想に比べ、13億円減少する見込みとなりました。また、有価証券の評価損が、予想以上に膨らんだことから、経常損失は、前回の予想に比べ、さらに拡大し、238億円、当期純損失も、218億円と、いずれも下方修正されました。宮崎銀行の赤字決算は、シーガイアが経営破たんした2001年3月期以来、2度目で、赤字幅は、開行以来最大となります。


5.シェラトン屋上見学ツアー
 (04/24 19:02)

「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」は、ゴールデンウィークに、宿泊者限定で、屋上見学ツアーを実施することになりました。このツアーでは、通常は立ち入ることのできない、高さ154メートルの屋上で、360度の展望を楽しめるほか、天体観測のイベントも予定されています。屋上見学ツアーは、来月2日から6日まで、宿泊者限定で、1日3回行われます。


6.サーフィン大会で選手おぼれ重体
 (04/24 19:07)

宮崎市の木崎浜海岸で、24日から開かれている、サーフィン大会で、選手が競技中におぼれ、意識不明の重体となっています。重体となっているのは、鳥取県の介護士、福原潤さんで、24日午前11時前、50メートル沖合で浮いているのを、大会関係者が見つけました。福原さんは、大会に参加していたアマチュアのサーファーで、競技中に、おぼれたとみられています。


7.県民総力戦で事故防止を
 (04/24 17:33)

県民総力戦で交通事故を防ごうと、県交通安全対策本部の総会が、宮崎市で開かれました。県庁で開かれた24日の総会には、警察など、約100人が出席しました。総会では、まず、東国原知事が、「去年は、交通事故による死者の減少率が全国一となった。引き続き、安全・安心な地域づくりに協力をお願いしたい」とあいさつしました。つづいて、今年に入って、事故による死者が22人と、去年の同じ時期に比べ、10人増えていることが警察側から報告されました。このあと、今年度の活動推進項目として、反射材の普及を進めていくことなどが確認されました。


8.「追い出し屋」被害など19件の相談
 (04/24 17:33)

家賃滞納を理由に強制退去される、いわゆる「追い出し屋」の被害や、敷金トラブルに関する電話相談が、23日行われ、19件の相談が寄せられました。電話相談は、23日、宮崎司法書士会が行ったもので、相談は、「追い出し屋」被害や賃貸トラブルなど、合わせて19件に上りました。このうち、「追い出し屋」に関する相談は、4件寄せられ、都城市の60代の男性は、「家賃を数か月滞納したところ、賃貸保証会社から、『荷物を撤去する』など、脅迫まがいの電話が掛かってきた」と訴えました。また、宮崎市の40代の女性は、「家賃を1か月滞納しただけで、夜中に電話が掛かってきたり、会社にも取り立ての電話が掛かってきた」と相談しました。「追い出し屋」被害を巡っては、今月、宮崎市の男性が、賃貸保証会社を相手に、損害賠償訴訟を起こしており、司法書士会では、「相談会を通して、被害防止を図っていきたい」としています。


9.GWの行楽客 去年より増えそう
 (04/24 17:32)

ゴールデンウィーク期間中の県内の主な行楽地の人出は、約97万2000人と、去年より、約10万人上回る見込みです。県警察本部によりますと、今月25日から来月6日までのゴールデンウィーク期間中、県内31か所の行楽地を訪れるのは、去年より10万人近く多い、約97万2000人の見込みです。大幅な増加は、みやざき国際ストリート音楽祭が、人出予想の一つに追加されたほか、ゴールデンウィーク期間が1日長いのが要因です。人出が最も多いのは、高千穂峡で13万人、次いで、鵜戸神宮と、フラワーフェスタのメイン会場、こどものくにが、それぞれ8万人の予想です。今年のゴールデンウィークは、ETC搭載車に限った高速道路の休日1000円も始まっただけに、県内の行楽地は、例年以上に多くの行楽客でにぎわいそうです。


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