自民党は24日、次期衆院選の政権公約(マニフェスト)を策定するプロジェクトチーム(PT)について、党執行部から石原伸晃幹事長代理や園田博之政調会長代理らをメンバーに入れる方針を決めた。PT座長には菅義偉選対副委員長を充てるものの、菅氏が意欲を示す世襲制限の公約化に異論が相次いでいるため、菅氏主導の運営を避けるのが狙い。
PTは週明けにも設置し、5月の大型連休明けから本格的な議論に入る。自民党の細田博之幹事長は24日の記者会見で「検討チーム(の設置)を考えるが、最終的な責任を負うのではない。役員会なり、党組織として責任を持って決めていく」と執行部主導で策定する姿勢を強調した。【山田夢留、塙和也】
毎日新聞 2009年4月24日 20時23分(最終更新 4月24日 22時26分)