こんにちわ、トリメです。
それではちょっと浮上したところで、トイレ編いきます。
ああ、思い出記録なんで興味ない人はスルー。
もちろん文化の違いなのでその辺のことを笑ってゆるい目で見れない人も、スルーでお願いします。
あんど、ウンコの話です。苦手な人は読まないこと。
さて。昔なんかの漫画で旅行記を読んで、中国のトイレはいわゆる「ニーハオトイレ」の認識があったのですが。(そしてそれもちょっと楽しみだと思っていたのだが)
しかし、ココ最近の会長のレポを見るにつけ、ちがうな?とは思ってました。
違いました。北京、銀座です。いや、新宿です。てか、東京の方がよっぽどこまごましてます。
どこいっても新宿。新宿都庁並みのあのでかいビルが
がーん、がーん、と延々がーんがーんと延々。道が広いので東京より全然スタイリッシュ。
東京はこまごましてて、息苦しいでしょ
全然違います。ひろおおおおおい空を背景に、ガーンガーンです。兎に角、間違いなく近代国家です。
でもね、うちの娘(姉10歳)が
日本に降り立ってはじめての言葉「あああああ!やっと安心してトイレに入れる・・・・ここのトイレは日本のトイレだ!!」子供の心の叫び。じゃあ、子供の心にどんなトイレがインパクトを与えたのか。
一番凄かったのは
初日の高級料理店のトイレです。(そう。なにもかも初日・・・)
多分高級料理店。フカヒレスープをたべ、蛙を食べ(これが、めちゃウマ)北京ダックを食べ。
言っちゃあなんだが、ホンマに旨かったよ・・・・てか、銀座で3人でランチに8万払った時より全然旨かったよ。(もちろん、私は払ってない)
でもトイレは凄かった。説明します。
設備はカンペキです。どういうわけか、北京、どんなとこいっても
手洗いが自動水洗。手をかざして水が出るやつです。
日本での普及率はここまでじゃない。
圧倒的に北京の方が普及してます。
つまり、設備投資はされている。そして、もちろん水洗トイレ。
水洗トイレ・・・・・・・押したら、流れる。
おおきな、洋物サイズのワインレッドの便器に
うんこういてました。「・・・・・・・まま・・・・」
「・・・・ああ、流すの忘れたのかな」
「・・・・・・まま・・・・・でも・・・・・」
「ママが流してあげるよ」
「でもママ!」
あああ、そうね。扉が無いわね、このトイレ。
あるけど、カンペキに外れて、立てかけてあるわね。高級料理店の高そうな扉は
つけとこうよ!せめて!!隣のブースから女の人が出てきて、ちょっとほっとする。
ああ、こっちは、まとも・・・・??
「・・・・・・、まま・・・・」
「・・・・・・・」
「凄く汚いよこの便器。
わたしこんなの、絶対座れないよ・・・(もうこの辺で泣きそう。我慢も限界)」
「・・・ままがじゃあ、紙でふいてあげるよ。ちょっとまってて・・・・」
もう、なんかアタマが動きません。だって、ありえない汚さなんだよ。
これ、拭いたくらいでどうにかなるんか?的な状態。そこへ救世主会長登場。
「これ、使って!!除菌ティッシュ!!それから、便器は座らないんだよ、中腰でするんだよ。
それから紙は流さないんだよ、横の篭に捨てるんだよ!」まってくれまってくれ、うちの娘さんうんこしにきたよ。
もううんこでたよ。「ま、まま、ウンコ拭いた紙は????(ぶるぶるぶるぶる)」会長「横に捨てるんだよ!紙流すと、詰まるから流さないでね!!書いて有るでしょ。」ああ。確かに英語でそんなことがかいてあるわ。
てか、まさかそんなことがかいてあるとは夢にも思わないから
読んでませんでしたよ。ははははははは
トイレの横にウンコ拭いた紙が山盛りになってる
水洗トイレってナニ!!!!あかーん!
あかんよそれは!!!!!
水洗トイレ違うよそれは!!お店の名誉の為に言っておきますが
これはお店の問題ではありません。
トイレは、ビルの廊下にあるんですよ。
つまりビルの管理の問題。
いや、このビル管理がまかり通る、中国社会の精神構造の問題だ。私は設計事務所で営業現場監督してたので、いかにビル管理というものが
リアルタイムで対応しなくてはいけないか、を身にしみて知ってます。
担当していた銀座のビルの一つは、もう新幹線ができた頃のもので、何もかもが古かった。
設備も北京のビルに比べたら圧倒的に古かった。
でも絶対トイレが詰まったりなんてことはありえませんでした。
なぜなら、もの凄い高い賃料を払ってもらってるので、一瞬でも不快にさせることは
収入に直結してるんですよ。ありえない。24時間メンテナンス。それこそ、ゴミのひとつも落ちてないように、気をつかう。
それがビル管理なんですよ。大都市のちゃんとしたビルの。
高級料理店の、(だって、次の日の庶民ランチの値段の10倍でしたよ・・・)多分ちゃんとしたメインストリートの(向いは日本のお店のビルだし)ビルで、
コレはないだろうよ・・・庶民的なお店とか、公衆便所なら、許せたんですが。
兎に角その後もなかなかトイレでは緊張感たっぷりでした。
前と後ろが逆なのにうんこしてしまったチビのウンコを苦労して流したり
もの凄い大声で隣のブースから話しかけられたり。(紙が無いとか言ってたのかなあ、ごめんよおばちゃん)
全然水が流れないからやべえ、と思ってトイレの掃除してるおねえちゃんに(英語で)使えないと言ったら
「私の仕事じゃない」みたいなこと言われたり。(多分。中国語なので多分)
(いやいやいや、掃除してる人は関係者だろうが。連絡ぐらいしろよ・・・)うーちゃん曰く
「なかにはねえ、
大便禁止ってとこもあるんだよね」
「えええ、そんなん無理やん。出てしまったらどうすんの」「ひどいとこには網が張ってあってさ。うんちが流れないようになってるんだよねー。」さあ、想像してください。
いかに、残酷か。もちろん、ホテル(アメリカンスタイルの、普通のトイレ)と、
うーちゃんのうちのトイレは普通に使えました。
(でもお風呂とか洗面所とかが一緒でやたら広くて落ち着かなかったみたいですが。笑)
ああ、あと最後に行った、上海ガニの店は
トイレも高級で、清潔で、カンペキでした。
(店のエントランスの趣味は酷かったけど。
まるでテレビに出てくる成金社長の豪邸訪問みたいだった・・・・)
あのあと娘は外では座らずにトイレしてたそうです。
「ちゃんとできた?」
「・・・便器、汚したよ。できるわけないじゃん、そんなこと。」
「だよね・・・」
「普通に座って用が足せるトイレ」が、普通である事のありがたさ。それは、思いやりの文化の証だと思う。
後に使う人のことを考える、お客さんの気持ちを考える、公の場での自分のなすべきことを考える。
凄く大事な事を、(まあ、すたれてきてるとはいえ)文化として持ってるんだと、実感しました。
多分子供も感じてくれたのではないかと、思う。
うちではトイレには神様がいるから、綺麗にしとかないと駄目だと思ってます。
便所の神様、バンザイだ。さて、サゲサゲ記事はこのへんで。
次は、お買い物編。いやああああああ、楽しかった!!
てか、次はコレメインで行きたいわあああ。
(旦那子供おいて)
- 2009/02/28(土) 17:58:30|
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旦那が出張なので
土日に絵がかけます。ひゃほう!
ちょっと浮上したので(ゆうとにゃんこのおかげだわー)
ちゃっちゃと課長をやっつけてしまうつもりです。
課長は漫画で描いてます。
えー・・・・
酷いので、覚悟して来て下さい。
背後に気をつけて。てか、ひとりでみてね。(汗)
いろいろ諸事情でサイトに課長を上げておくことができないので、
夜アップして朝は下ろします。
明日の夜、アップします。(多分。)
めんどくさくてスイマセン・・・
- 2009/02/27(金) 19:02:19|
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帰ってきた当日。布団のなかで旦那に北京の印象に質問しました。
しばらくの沈黙の後、
「やっぱり、タクシーかなあ。」やっぱり。
「観光地だからぼられるのは想定内なんだけど、
あのオカアサン、凄かったなあ・・・・」
凄かったんです。またついて、数時間後のことでした。
空港からはうーちゃんが一緒だったので問題なくホテルまでいけたのですが
ぴよたくんが帰ってきたので人数がおおくなり、二台で移動する事に。
乗る前に、タクシーの運ちゃんに行き先を言う、うーちゃん。
おやじ、反応薄い。頭も薄かったけど。ちょっと大丈夫なのか?とおもいつつ、
「知ってるっていってるから、大丈夫!ぴよた、あんた電話憶えてるんだからこっちのりなさい。」と、なんの問題もなさそうな会長に「おお、そんなもんなの?」
と、乗り込む。
けして、いい人には見えない、まるでアホノサカタのような風貌の運ちゃんの車。
そして、どういうわけか、コチラのタクシーは
人を乗せた途端に猛ダッシュ。お客にサービスか?というくらいに
前の車を抜く。抜く。もちろん、他の車に抜かれる。
そしたら、抜き返す。
斜め。斜めに走る。車線3つを、ジグザグ走行。もちろん、他の車もジグザグ走行。
車内に走る緊張感。あかん、絶対事故る。ぶつかっても絶対平気や、こいつら。だって
車汚いもん・・・「こんなとこで事故にあうのなんか嫌だ。このオヤジ絶対保険なんか入ってない。
この際他の車がぶつかるのはいいけど、
私の乗ってる車だけは、どうか、どうかぶつかりませんように!!」両手を握り締める。
その緊張のなかで、隣の車が叫んでる。
「あ、なんか言ってる」
確かに、うちの娘が窓をあけて、叫んでる。
ああ、なんか叫んでる。
なんか、おきてる。いきなり、車加速。ふりきる。何?
なんだろう?しばらく走ると
前に走りこんできたタクシーから
叫ぶ人が。ああ、なんかおきてる。しつこいようですが、車は蛇行して走ってます。
それもレースか??というようにスピード出してます。
そこに、この身を乗り出した人がいます。ナニガ怖いて、
このオカアサン(烏龍会長)が落ちそうで怖かったよ・・・・サザエだからさ・・・
そして、むりやり車が止められて。
前の車から会長襲撃。もう、コチラの車に向ってる段階で
「あ、怒ってる」と車内の全員が思った。
なんか、でてる。人間て、怒るとホントになんかでてるんだな・・・・と、思う。
そして、マシンガンのように始まる、中国語。もちろん、なんにもわかりませんが、わかります。怒ってます。運ちゃんもなんか反論してますが
多分10倍くらい会長がしゃべってた。
間でキョドる旦那。しばらく言い合い(いや、主に会長なんだけど)があったあと、
「はい、おりて。」
13元、くらいのメーターでしたが、
払わずに降りました。
「違う車捕まえるから、まってね。全然違う道、走るんだもん、あのタクシー!」「あ、そうなんだ」
「この道でもいけるって言ってんの。ぐるーっと遠回りしていくつもりよ」「はあ」
前のタクシーには怯えて抱き合ってる娘達の姿が。山ほどタクシーは走ってるので、すぐつかまります。
「はい、じゃあ、このタクシー乗って。大丈夫、何かあったらでんわして!」・・・・・・・
さっきも。さっきもそういったよね・・・・しかし、選択肢はありません。
嫌がるピヨタを拉致して、乗り込みます。
ピヨタに運ちゃんが何言ってるか通訳してもらわないと。
命綱です。
「おかあさん、凄かったね・・・」と、つぶやく観光客に
「うちのお母さんは、時々あんなのです」「よくあることです。ふつうです」
と、つぶやくピヨタ。
いや、でも怯えてるよ、君。北京では、赤信号で右折可。
ゴーーーーーと流れる車にキュイ、と入り込むタクシー。
もちろん、人も歩いてる。
入り込まれたら、よける。人はよけない。人がよける。だから、1車線に二台とか2車線に3台とか走ってる。
むちゃくちゃ。むちゃくちゃだ。そのむちゃくちゃの車の中で
「この際、ちょっとぶつかるくらいはいいです。
どうか、どうか目的地に素直に連れて行ってくれますように!!」と、祈る観光客。
もちろん、たった数分で祈るランクが下がった、ことには気がついてない・・・・このあと、うちのお姉ちゃんは、絶対うーちゃんののるタクシーにしか乗りませんでした。
いつもはママべったりのくせに・・・
明日はトイレ編。
- 2009/02/17(火) 17:54:42|
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