新工法仕上げの植樹 仙台・北山の市道拡幅工事

しっかり根付くようにとの願いを込めて木を植えた
 環境を保全しながら土砂崩れを防止する新技術「フォレストベンチ工法」を導入した仙台市青葉区北山の市道拡幅工事現場で22日夕、工法の仕上げとなる記念植樹イベントがあった。

 アースデーに合わせ、市民有志でつくる「あした(未来)を植えるプロジェクト実行委員会」が主催し、約100人が参加。急斜面を1段から6段までの階段状に区切ってできた水平面に、ツツジやヤマブキなど約60本の苗木を植えた。

 木が育つと、地中に張った根で斜面がさらに安定し、景観の向上にもつながる。東北福祉大2年の堀江久樹さん(22)は「どんな姿になるか楽しみ。成長を見守りたい」と語った。

 植樹後、隣接する輪王寺参道にはろうそく1000本がともされ、マリンバの演奏などが行われた。
2009年04月23日木曜日

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