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田代勝久トレーナー相手に軽快なミット打ちを披露すると、報道陣の囲み取材に応じた瀧本。今回は自身初のウェルター級（76キロ以下）での試合となるが減量は順調にいっている様子。
「いま77キロぐらいで、7〜8キロ落としました。スタミナもそんなに落ちてないんで調子はいいと思います。減量方法ですか？ 食事の面で低カロリーなモノを摂ったり、油を使わなかったりするぐらいで。お酒を飲まなくなったら、すぐに3キロぐらい落ちましたね（笑）」と笑顔を浮かべた瀧本。
お酒の話題となれば、当然、報道陣からは泥酔して裸になり逮捕されてしまったＳＭＡＰの草なぎ剛のネタが振られるも、瀧本は「いや、自分はたしなむ程度しか飲まないんで。酔っても裸になったりはしないです」とのこと。

ここで瀧本が所属するJ-ROCK関係者から、今年5月から始まった裁判員制度について日弁連がPR用に制作したドラマで瀧本が役者デビューしたことが告げられた。この作品は元フジテレビアナウンサーの木佐彩子が主役でタイトルは『裁判員になりました〜ニュースの向こう側〜』というもの。瀧本は強盗殺人事件の犯行を指示したとして起訴された被告役を演じているという。役者デビューをはたした瀧本は「演技するのは初めてだったんですけど、作品をみんなで作り上げていくっていうのは楽しくもあり、緊張感もあり、アーティスト的な感覚を味わえてたし、満足な演技ができたと思います。上手い下手はともかく（笑）。恋愛ドラマとかは嫌いなんですけど、殺人事件のドラマとかは大好きなんで、また機会があったら挑戦してみたいですね。今回の撮影も凄く楽しかったんで」と、今度も機会があれば役者業に色気を見せていた。ちなみに瀧本の好きな俳優は村田雄浩なんだとか。渋い！

「……格闘技の話題じゃないんですけど、いいんですか？」と戸惑いの表情を浮かべる瀧本に、J-ROCK関係者は気にせず「瀧本選手はバイクが好きでハーレーに乗っていて、バイク雑誌もよく読んでいます。あと、子煩悩でもあります」と、瀧本のプライベートネタを報道陣に披露。当然のように報道陣からはバイクと子どもに関する質問が飛び交った。

「ハーレーを買ったのは２年前で、それまでは原チャリに乗ってたんですけど壊されちゃったんで（苦笑）。いつかは読んでるバイク雑誌に出たいなと思ってます」と、バイカーとしての願望を語ると、「子どもは二人いて、上の女の子が3歳で下の男の子が1歳です。子どもには格闘技はやらせたくはないです。もってのほかです。とくに柔道は自分がつらい思い出があるんで絶対にやらせたくないです」と、この日一番、語気を強めて断言。脱線気味に進んだ、この日の会見だったが、最後に瀧本は「KOか一本とか極められるのが一番いいですけど、15分間を有効に使った試合ができればいいです。勝っても負けても自分のベストファイトと言われるような試合をしたいです」と、コスタ戦へ向けての意気込みを語っていた。

國保広報によれば、来年のニューイヤーイベントでウェルター級のタイトルマッチを考えているとのことだが、はたして瀧本は初のウェルター級で結果を残し、タイトルマッチ戦線へ踏みとどまることができるのか？