マリナーズ−レイズ(23日・シアトル)マリナーズのイチロー外野手(35)が23日、レイズ戦に1番右翼で先発出場し、初回に今季2号となる先頭打者本塁打を放った。
イチローは初回、先発シールズに対し、外角のボールを見逃したあとの2球目、甘く入った91マイル(146キロ)の速球を振り抜き、打球は高く放物線を描き、右翼スタンドに吸い込まれた。
イチローの本塁打は、胃潰瘍でDL入りし、復帰戦となった15日のエンゼルス戦で張本勲氏の持つ日本最多安打3085本に並ぶ満塁本塁打を放って以来、7試合ぶり。六回の第3打席では左前へ運び、2試合連続、今季4度目のマルチ安打をマークした。
試合はマリナーズが1−0で勝った。イチローは先頭打者本塁打を含む4打数2安打1打点1盗塁。内容は右越え本塁打、遊ゴロ、左前打、投ゴロで打率は3割3厘となった。
イチロー
「(メジャー自己28本目の先頭打者本塁打に)最終(落下)地点を僕は見てないからね。いったことは間違いないとは思いましたが…。(ホームランを狙いにいったのは)リリースの瞬間ではない。感覚的には(ピッチャーとの間の)半分くらいにきてからでしょうかね」
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