活動報告
紀の国被害者支援センターでは、支援活動の充実を目指し、センターの被害者支援活動に携わる被害者支援ボランティアを募集し、13名の応募者があり6月から7月に養成講座を開講しました。
平成20年6月から11日の間、全国統一マニュアルに基づき専門家を招き、直接的支援に必要な知識や技術を習得するための研修会(40時間)を開催しました。
紀の国被害者支援センターでは、警察音楽隊の演奏を通じて、犯罪被害者支援の和を拡げていただくための広報活動として、10月18日(土)午後2時から和歌山市のマリーナシティで開催しました。
今回は、警察音楽隊の演奏の他、紀の国被害者支援センターの活動状況を説明、人形劇団クライシスによる人形劇「悲しみの果てに」の公演とギター演奏を実施しました。
当日、約300人の観衆が集まっていただき、被害者支援の必要性を理解いただきました。
平成20年11月5日(水)午後1時30分から県民文化会館小ホールで、地下鉄サリン事件被害者のご遺族「高橋シズヱさん」と少年事件の被害者の母「高松由美子さん」をお招きして、犯罪被害者の心情を語っていただきました。
約300人の入場者があり、被害者の心情をご理解いただきました。
平成20年11月15日(土)〜16日(日)の2日間にわたり、ビッグホエールおよびビッグ愛で開催された「ふれあい人権フェスタ2008わかやま」の会場で、紀の国被害者支援センターのブースを開き、被害者支援の現状等をプロジェクターで放映した他、ポスターの掲示・リーフレットを配布し犯罪被害者支援の大切さをアピールしました。
またバルーンアートで犬や蛸・ねずみ等を作りお子様連れの来場者で賑わいました。
ブースとは別に、16日午前10時から「犯罪被害と支援」と題し犯罪の発生から支援の流れを寸劇で披露し、犯罪被害者支援への理解を訴えました。
犯罪被害者週間(11月25日〜12月1日)
犯罪被害者等基本法が、平成17年4月1日に施行されたことに伴い、平成18年から実施しています。
この期間を中心に様々な啓発活動が全国的に開催されました。
内閣府では東京を始め全国3ケ所で「犯罪被害者週間全国大会2008」を開催しました。
駅前で街頭啓発活動
平成20年11月25日(火)午後5時から、JR 和歌山駅 前および南海和歌山市駅 前でセンターのチラシ1,000枚を配布し、犯罪被害者支援の啓発活動を行いました。
平成21年1月16日(金)〜19日(月)の日程で、和歌山市の姉妹都市である韓国済州市から32名の訪日団が来和されました。
今回の訪日団のメンバーは、済州犯罪被害者支援センターの 康 才業(カン チェオプ)理事長他全員が犯罪被害者支援センターの関係者で、1月17日(土)和歌山市のアバローム紀の国において、和歌山姉妹都市親善協会と紀の国被害者支援センター共催による歓迎会を開催、席上両支援センターの友好関係に関する覚書に調印しました。
今後、両支援センターは「犯罪被害者等の支援事業を行い、社会に寄与する」という共通目的達成のため、相互に情報交換を行い、被害者支援の増進に努めることとなりました。