イチオシのP2Pソフトは2chユーザ製の「PerfectDark」
2ちゃんねるで開発が続いている「PerfectDark」は、WinnyやShareのあとに登場したP2P型ファイル共有ソフトだ。メニューやボタンの用語が宗教用語だったことで、リリース当初話題を集めた。その後メニューなどは分かりやすい言葉に変更され、動作も安定したことから、使用者数、流通ファイル量共に激増中だ。
PerfectDarkをオススメする理由は、公開鍵暗号方式を用いた匿名性の高さだ。Winnyも公開鍵暗号による高い匿名性をうたってはいたものの、解読プログラムが次々と作られてしまった。その結果、Winnyはどの人がどのファイルを送信したかという情報まで記録されるようになり、匿名性はないに等しい。
しかし、PerfectDarkは、「RSA-1024」による公開鍵交換、秘密鍵でAES暗号鍵を暗号化し交換、AES暗号鍵で暗号化通信をするという非常に難解な通信方法を取っており、いまだに解読されていない。今なら高い匿名性が保たれているから、使い放題で安心だぞ。
■実際にファイルがどれくらい落ちるか比較してみた
Winnyでは検索ノードの切断により検索ワードを入力していてもファイルがよく消える。素早くダウンロード指定しないと厳しい。多いときで200件くらいといったとこだろうか。ファイル流通量は多いのでダウンロードまでの時間は短いことが多い
PerfectDarkならこのとおり。高速な検索が可能で、すぐに1000件超のファイルが引っかかるということもよくある。ただし、ほかのP2Pファイル共有ソフト同様に実際にファイルが落ちてくるまではそれなりに時間がかかることがある
■PerfectDarkを導入する
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Perfect Dark
初回起動時に回線設定の画面が表示されるので、回線の設定を選択し、「OK」をクリック
IPアドレスの登録画面になるので、Perfect Darkノード登録所から拾ってきたノードリストをコピペし「追加」をクリック。これで初期設定は完了だ
■「自動ダウンロード優先」とは?
PerfectDarkは「Unity」と呼ばれるキャッシュファイルが2Gバイトたまるまでは、キャッシュのダウンロードを優先してユーザーが登録したダウンロードを後回しにする。導入してしばらくはキャッシュをためることを優先するのだ。落ちてこないと嘆かずにキャッシュがたまるまで待とう。
■ 見つからないファイルはP2Pソフトで落とそう
≫イチオシのP2Pソフトは2chユーザ製P2P「PerfectDark」
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