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日々の徒然草

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週末

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週末は　必ず　Tと　会っていた。

お互い　それぞれの家で　離婚の話をすすめていた。。。

会うと　どんな様子か　話をしあった。

思っていたより　

すすまない。

　
不倫

これ以上の　離婚の理由はないと　思っていたのに

お互いに　すすまない。

　
いつしか　Tと会っても

離婚の話が進まないことで

喧嘩ばかりになっていった。

私が　「こんなに　苦しいなら　もう　やめてしまいたい」

必ず　言った。

本当に　私がいなければ　離婚の話をする必要はない。

Tは　家族のもとへ　帰れる

そう思った。

離婚がすすまない＝いい家族

その図式が　頭から　離れなかった・・・

私が　いい家族の邪魔をしている。

苦しめている。

罪悪感でいっぱいになり

必ず　「もう　やめよう」

そう言った。

そう言って　

Tが　「やめない」と　返事してくれることで

確認していたところもあった。

それで　罪悪感を　軽くしようとしていた。

Tは　

Tは　

Tは・・・・

変わらなかった。

結婚したい　それだけだった。

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出会い

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食事に　いくことを　子供に伝えると

長女が　一緒に行きたいと言った。

お母さんと　一緒にいたいから。

Tに話すと　「いいよ」と言った。

それが　わかると　下二人も　いきたい行きたいと　言いだし

結局　3人を連れて

出かけた。

待ち合わせの　場所へ。

Tがいた。

お互い　どんな思いで　相手をみたのか　私にはわからない。

紹介した。

Tのことも　子供に　紹介した。

　
食事は　楽しかった。

子供も　御馳走に　ただただ　びっくりするだけだった。

Tは　お土産も　持たせてくれた。

家にいるといった　長男のために。

長男は　中学生だった。

Tとのことは　いけないこと。

そう言っていた。

タクシーで送ってもらい

家につき

長男に　お土産をわたすと

それでも　やっぱり喜んだ。

なぜか

旦那も　それをたべていた・・

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帰宅

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その夜

家に帰ることにした。

いろいろ　段取りを　つけなくては　いけなかったから。

Tにも　

「家に帰ることにした」

そう伝えた。

その日から　旦那とは　言葉を　ほとんどかわさなくなった。

子供とは　かわりなく　すごしていた。

そんなとき

Tから　食事の誘いがあった・・・・

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甘い

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実際に　会って

結局　Tに別れ話を　するのが　目的だった。

Tを　知ろうと　思ったのでは　なかった。

旦那まで　同席させた・・・

私は　本当に　考えが　甘かった。

そんな場に　Tは　全部わかっていて

逃げずに　来てくれた。

Tの友達は　止めたらしい。

「おまえが　そんな場に行く必要があるのか」って。

「やめておけ」

そう言ってくれたらしい。

それでも　Tは　逃げることなく　きて

話を　ただ聴き、反論することもなく、ただ　黙って聞き、

そして　

「結婚したい　そうおもっっている。

気持は　かわらない」

そう言った。

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夜があけて

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旦那が　やってきた。

そして　「どっちにするんだ　どうするんだ」

そればっかり言う。

心のなかで　（だから　離婚するっていってるのに・・）

そう思いながら

でも　子供たちが　心配だった。

だんなの　怒りのはけ口に　使われ

今の　状態を知って

まだ　自分が　去るわけには　いかなかった。

スーパーの仕事。

幼稚園の講師。

子供会の役員。

すべて　今　投げ出すわけにはいかず

ちゃんと　段取りを　踏む必要があった。

迷惑をかける人を　

最小限に　おさえるために・・・

だから　ただ　黙っていた。

母親の　再婚相手に　落ち着くように言われ

いったん　家に帰って行った。

帰った後

再婚相手は　Tに会いたいと　言った。

どんな相手か　見たい

話をしてみたい。

そう言った。

Tに　電話した。

「どうだ　大丈夫か」

「大丈夫　今日　旦那がきた。」

そして　再婚相手が　Tに会いたいと言ってること　話をしてみたいと言ってることを

伝えた。

Tは　「いいよ　明日でよければ　そこへ行く」

Tに　会えば　

みんな　Tが　ものすごくいい人だということが

わかるはず。

真面目に　そう思っていた。