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日々の徒然草

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信じる

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信じることは　強さが必要。

そして　見極めも必要。

なんでも　かんでも　信じてしまうと

自分がなくなって　本当を　見失ってしまう。

　
離婚できていないTを　信じること。

それには　強さが　必要。

Tを選んだ　自分を信じる。

それしかないのに

ときどき

他の　言葉に　翻弄されてしまう。

もっと　強く　もっと強く

自分を信じよう。

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愛

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そのまま　Tは　私を抱き上げ

ベッドに　横たえた。

しばらく　キスをした。

Tは　ギュッと　力をいれて　私を抱きしめ

そして

そのまま　私から　離れた。

私も　それ以上は　何もできず

ベッドに　腰かけて

また　話をはじめ

部屋をあとにした。

車の中で

ただ　手をつないでいた。

今日の　ことには

お互い何も触れず　「今度　いつ会える？」と

いつもどおり　Tがきき

「また　メールするね」と言って　別れた。

どうして　途中でやめたんだろう。

どうして？どうして？

いろんな思いが　かけめぐった。

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キス

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次も　結局ラブホに行った。

目的は　カラオケ！

先回　何もなかったので　抵抗も　罪悪感もなく

中に入った。

しばらく　カラオケをして

ちょっと　休憩。

なんとなく　お互いの　家族の話になった。

そして、

なぜか　せつなくなった。

きゅ～～～～んと　した。

Tは　いつも　私の横で

うれしそうにしてた。

私はただ　まっすぐにすわっているだけ。

我慢してた。

じっと　我慢してた。

一生懸命　一生懸命　一生懸命　自分を止めた。

ダメ！だめ！だめ！

でも・・・

私は　Tの肩に　頭をつけた。

もう　止められなかった。

Tも

腕に　力をいれ

私を　抱きしめた。

そして

キスをした。

20年ぶりの　キスだった。

感触が　なつかしかった。

そして　肩の力が　抜けた。

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それから・・

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会う回数が　増えていきました。

メール　電話は　週末をのぞいて　毎日。

昼間に会って　カラオケしたり　ご飯を食べたり・・

ある日　朝　迎えにきてもらってから

Tの電話が　次々と　なり続け

ほんとに　忙しそうでした。

本当は　カラオケの　予定でした。

でも・・

周りが　うるさい。

仕事の電話に　でられない。

う～～ん　困った！

Tが　「ごめん。ここでもいい？」

Tが　指さしたのは　ラブホ。

ドキドキした。

「いいよ～」っと　軽く答えながら

ドキドキしていた。

部屋に入り　しばらく　仕事の電話が　ひっきりなしで

私は　コーヒー飲んだりしていた。

なんとか　落ち着き

さて・・・

う～～～ドキドキ。

でも　さっそく　カラオケのマイクをだし

熱唱！！！！

熱唱しているあいだに　時間もすぎ

な～～～～んにも　なく　

ほんとに　カラオケだけして

ラブホを　あとにしました。

私は

友達に　「私を大切に思ってくれているのか、

それとも　もしかしてTは　SEXに　なにか　コンプレックスがあるのかも・・」

真剣に　話していた。

自分に　魅力がないのかということも

もちろん　一番に考えたが

また　会って　また会ってという　Tのうれしそうな顔をみると

なぜか　それは　違うと思えた・・・

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怒涛の日

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Tの

「今度こそ」という言葉から

爪楊枝は　おちなくなっていた。

でも　

ある日　‘お母さん　今日　学校から帰るの　おそくなってごめんなさい。

彫刻陶を見てて　　遅くなっちゃった‘

と　手紙が置いてあった。

長女から　30分ほど　遅かったことは聞いていた。

ちゃんと　自分から言ったんだなと　思いながら

次の日

「どこで　彫刻陶見てたの？」

と　聞いてみた。

そしたら　「歩きながら・・」

ん？それにしては30分は　かかりすぎる・・・

問い詰めると

結局　途中で　友達に会い　その子が持っていたゲームで

あそんでいたと　白状した。

どうして　最初から　いわないの？

うそは　だめだと　あれほど言っているのに・・・

そう　叱った日。

夜　つまようじが　落ちていました。

聞いたら　「入ってない」

また　うそ。

明らかなのに・・・

Tが　2階から下りてきて

末っ子の顔が変わり

それまで　えんえん泣いて　「入ってない！」と　言い張っていたのに

ぽつっと　泣きやんで

顔が　変わった。

Tが　聞いた。

「入ったのか？」

「入った」

「また　嘘をいったんだな」

「そう」

そして・・

服を　脱がし　裸の状態で　玄関に・・・

ご飯も　与えず

ただ　座っているだけ。

布団もない。

末っ子は　ひたすら正座をしていた。

夜は　正座をしながら　頭だけ下げて　眠り

誰かが　通るたび

目を覚ましては　正座をしなおしていた。

2日経ち

月曜になったので

服を与え　学校に行かせた。

それでも　うちでは　ご飯をあたえず

風呂も入らず

服も　そのまま。

1週間たった。

週末　Tが　末っ子を呼んだ。

次男が　つまようじを　セットして出かけたかどうかで　もめた。

次男は　セットしたと言い張った。

末っ子も　セットしたのを見たと言った。

でも　つまようじが　どこにもなかったのを　Tが確認していた。

末っ子を　問い詰めると

見ていなかった・・と白状した。

その話の途中

末っ子は　貧血を起こし　倒れた。

「つらいか？」「つらい」

その会話のあと

Tは　次男に　もう一度

「おまえは　本当にセットしたのか？

こいつは　ご飯もなく　風呂も入らず

もう　何にもなくすものは　ないんだ。

そいつが　見てないと言ってる。」

次男は　また　「俺は　ちゃんとセットしたんだ」

そう言った。

Tは　「そうか　お前が正しいんだな。

じゃあ　こいつは　また嘘をついているってことか。

お前を　陥れようとしている　悪いやつだな。

お前　服脱がして　外へ出してやれ」

次男に　そういった。

「おまえが　自分が正しいと言い張るなら

こいつが　悪いということになる。

悪い奴は　外にだしてやれ」

何度も　言った。

次男は　泣いていた。

「自分にはできない」

「なんでだ？おまえがただしいんだろ？」

「おれが　悪い」

そう次男は言った。

Tは　「そういう時は　そこまで　言われたら　ほんとにやったかどうか自信がないと　いうんだ！」

それが　妹をかばうことになる。

実際　1週間ほど前

同じように　長女との間であった。

長女は　窓の鍵を　絶対にかけて出かけたと　言ったが

実際は　鍵はかかっていなかった。

つまようじは　セットされたまま。

でも　長女が　かけて　でかけたと　いいはる限り

末っ子が　部屋に入ったと　思うしかない。

そんなとき　長女は「やっぱり　自信なくなった」

その一言で　末っ子は救われた。

次男も　最後に　なんとか　妹をかばうことができた。

後で　Tが　ほんとに次男が　末っ子を外に出していたら

次男を　公園にでも　引きずって　おいてきてたとこだ。

なんとか　かばってよかった。

そう言っていました。

Tと　次男に　助けられ

嘘をつくと　本当に　許されないと

今度こそ　わかったであろう末っ子は

また　なんとか　とりあえず　玄関ではあるけど

ご飯を　もらい　風呂も　布団もあるなかで

がんばり始めた。

今度こそ　嘘をつかず　一生懸命やろうと　していると

確信ができたら

もう　玄関からも　卒業かな。

期待しつつ　でも

ちゃんと　末っ子をみて

すすめていこう。