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2009年4月23日(木) 19:15 |
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大成製紙データ改ざん問題調査続く
津山市の製紙会社が工場排水の水質データを改ざんしていた問題で、岡山県は22日に引き続き立ち入り検査を行いました。 一方、地元からは不安の声もあがっています。
津山市川崎の大成製紙では、22日の排水処理施設の視察に続き、23日は実際の水を採取するなどして水質検査が行なわれました。 県の職員3人が社員の立会いのもと水を採取し有害物質を示す値など41項目を調べます。 この工場では古紙などの処理で一日最大5500立方メートルを加茂川に流していますが、水質が基準値に収まるようにデータの改ざんが10年以上に渡って行われていました。 検査の結果は連休明けに出されることになっています。 一方水質のデータ改ざんを受けて、吉井川漁業協同組合では組合員から不安の声があがっていることから23日、対策会議が開かれ幹部らが話し合いました。 組合では来月11日に理事会を開き、大成製紙に対しての要望書などをまとめる方針です。
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