プーチン首相5月11日に来日 領土問題で日ロ首脳会談ロシアのプーチン首相の訪日日程が「5月11日来日、翌12日に麻生太郎首相と会談」となることが固まった。日本滞在は同日まで。政府筋が15日、明らかにした。両首相は北方領土問題を中心に協議する。 領土問題では2月にロシア極東サハリン州のユジノサハリンスクで行われた麻生首相とメドベージェフ大統領との会談で「型にはまらない独創的な新たなアプローチ」での解決で合意している。 日本側は、次回の大統領との会談で解決策が提案されると期待するが、プーチン首相とも突っ込んだ話し合いを行うことでロシア側の作業加速を促したい考えだ。 プーチン首相との会談では領土問題のほか北朝鮮情勢や日ロ間の原子力協力協定、出入国カード提出をめぐって2008年度は取りやめになった北方4島への人道支援なども議題となる見通し。 プーチン氏の来日はユジノサハリンスクの首脳会談で「5月」と合意。当初、日本に3-4日間程度滞在し、地方視察も検討していたが、ロシアの厳しい経済状況が続いているため、短期間で帰国する運びとなった。 【共同通信】
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