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経済

経営破綻した中道機械 役職員らが新会社 事業、拠点引き継ぐ (04/23 10:10)

 経営破綻(はたん)した中道機械(札幌)の役職員らが環境設備販売の新会社を設立し、四月下旬から業務を始めた。中道機械の事業内容や営業拠点を事実上引き継いでおり、初年度は売上高二十億円を目指す。

 新会社は東日本テクノ。中道機械の各種設備の納入先から保守点検業務の引き合いがあり、吉田智元取締役営業本部長らが元職員の雇用確保も考慮して設立。吉田氏が社長を務め、全従業員二十八人が中道機械の出身者。資本金は八百万円で、札幌市中央区に本社を置く。

 水処理プラントなど環境設備の設計販売やメンテナンスを主力として、建設機械や産業機械の販売修理も行う。札幌と旭川、釧路の道内三カ所のほか、東北地方五カ所に支店や営業所を構える。将来的に売上高を三十億円に引き上げる考え。

 中道機械は二月に清算型の民事再生手続きを開始したが、支援企業を確保できておらず、約百五十人だった従業員の大半は解雇されている。

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