長崎港沖のかつての炭鉱の島「軍艦島」観光コース、22日午後から一般公開へ
長崎港の沖合に浮かぶかつての炭鉱の島「軍艦島」の観光コースが、22日午後から一般公開される。
軍艦島は、長崎港から船で50分ほど沖合にある、かつて炭鉱で栄えた島。
小中学校だった建物は現在、窓がはがれ落ち、今にも崩れ落ちそうな感じになっている。
また軍艦島には、炊飯器や当時「三種の神器」と呼ばれた冷蔵庫などがそのまま残されている。
1960年代の最盛期に5,200人が住んでいたが、1974年に炭鉱が閉山してからは、廃虚の無人島となっていた。
22日午後から一般公開されるのは、長崎市が島の南側に作った230メートルの観光コースで、1916年に建てられた日本最初のコンクリート製の高層アパートなどを見学することができる。
(04/22 12:44 テレビ長崎)