やほーが動かない………一瞬またか?とも思うけども、まだわかりません。
なので、こっちに更新しますね。
花○新人賞小説部門。投稿したのは今年の三月で、結果が出たのは9月でした。
で、きついと評判の批評がやってきましたーうひょひょ。
と、どきどきしながら開けました。が。
………ええと、なるほど、ふむ。とは思いましても、「ぐあーん、きっつーい」とは思わないソフトな語り口です。
きついきついと評判だったので、ソフト路線に変えたのではないかと。
なんとなく、そんなふうに思いました。気を使ってくれてると思います。編集部。
総合評価はD+でした。作品は「香露の縁」。
………ええと、どんな話だったのかすでに忘れかけています(笑)。ひどい(笑)。
上海に住む陸。30歳。幼い頃より前世の夢を繰り返し見ている。夢の舞台である中国に流れ着き、細々と旅行店を営んでいるのだが、そこでやくざの胡と知り合う。
実は二人は前世からの縁でつながっていた………。
ざっくりと説明するとこんな話でした。そんで中国茶とか出てきて、最後はあんまり説明すると野暮ったいからぼかそうぜ、おお、いいじゃん。これでいこうぜー。
なんて盛り上がった初投稿作品でした。おお。初々しい(笑)。
この作品で、リンクスさんでは「もう一歩」の評をいただきました。そこでの評は、全体のバランスとキャラクターの描写をもっと丁寧にって感じかなあ。お褒めいただいた部分もありましたが、まあ、注意点としてはそこらへんで。
さて、花○さんは。
夢と現実をいったりきたりで、混乱する。場面が変わるたびに夢の内容が挿入されるので、場面のつながりが悪く、ぶつ切りな印象。
中国茶、前世の夢、中国での生活を見事に書ききっている。言葉少なな胡の黒社会に属する雰囲気、陸の一生懸命だがそれだけではない三十男のリアルな性格がうまい。ただ、二人がお互いに惹かれたのだとしても、細かい性格やひととなりがわかるシーンがない。特に胡の側に陸のどこに惚れたのかわかる明確なシーンが欲しい。そうでないと黒社会とのつながりを途切れさせ、リンチまでされても陸の役に立ちたいと思った心情が軽い。智明は胡の前世なのだろうと思いつつ読み進める展開で、どんでん返しもなくうやむやのまま終わっている。あたたかい雰囲気はいいのだが、もう少し作品に動きを。
文章はよみやすく、前世うんぬんといわれても嫌味ではない。
(笑)文章によっては前世とかどうとかいうと嫌味に感じるのか!と思わず笑った最後の一文です。
あ、あと、中国ものって正直BL的にどうなんでしょうね、と質問したところ。手書きの回答が!ありがたいことです。
中国ものは、特に問題はないと思います。ただしそれがBLであり、読者にもわかりやすく、かつ魅力的である必要がありますのでご注意を。また、中国である理由も必要です。
そうだねえ。全くその通りだねえ。なんでこんな質問したんだ?と数ヶ月前の自分を振り返りたくなる(笑)。
商業的にいけるのかどうかって話だったと思うんですが。必然性があり、わかりやすければいいってことですね。
文章力、キャラ、ストーリー、センスと四つのポイントがありまして、ストーリーがD、あとはCでした。でもまあ、Dまでは「基礎をちゃんとやれよ」ってことなんで、まあ、そういうことですなあ(笑)。
細かいチェックシートもあるぞ。よく見てくれてます。
私に欠けているのは、
!と?の後ろは一個あける。
やっぱどっか落としてたんですね……うう。
キャラの魅力を伝えるエピソードが少なすぎる。
ふむ。ふむ。空気だけで進んでましたね。
脇役の扱いに気配りがない。
ははは。いい人あんまり出てこなかったかもなあ。あ、でも近所のおばちゃんとか何気に好きなんですけど……。
現在と過去を行き来しすぎてて分かりにくいやっぱりわかりにくいのかあ。そうかあ。ふむう。
シーン同士のつながりが悪く、話がぶつ切り。
の五つだそうです。
なんか、全体的にやさしく丁寧に見てもらった気がいたします。
各出版社のカラーはあると思いますが、言われたことは基本的なこと(ううう 笑)なんで、多分、リンクスさんの編集さんが言いたかったことにも近いんだと思います。
次回作を書くときに、このチェック項目を思い出して、精進したいと思いますーーー♪♪
以上、ご報告でした!