小4女児不明で奈良市内の山中を捜索する大阪府警の捜査員=23日午後9時30分 同居男、母親ら3人逮捕 小4女児不明、死体遺棄容疑大阪市西淀川区千舟の市立佃西小4年松本聖香さん(9)が行方不明になっている事件で、大阪府警捜査1課と西淀川署は23日、死体遺棄容疑で母親の松本美奈(34)、同居の小林康浩(38)、知人の杉本充弘(41)の3容疑者を逮捕した。 小林容疑者は「奈良に遺体を埋めた」と供述。府警は同日夜、奈良市北東部の山中を捜索、遺体を発見した。聖香さんとみて確認を急ぐ。公開捜査から約2週間で事件は大きく進展した。 捜索しているのは、京都府境に近い奈良市北東部の山あいで、田んぼや墓場などがある。 捜査関係者によると、聖香さんは3月11日から同校を欠席。美奈容疑者は理由を「風邪」と説明していたが、病院などで治療を受けさせた記録はなかった。このほか持病の薬の残数から3月上旬以降は服用させていないとみられ、不自然な点があった。 また、周辺の防犯カメラを解析した結果、聖香さんが自ら家を出る姿の確認は取れず、有力な目撃情報もないことなどから、捜査1課は事件の疑いが濃厚と判断した。 杉本容疑者は聖香さん方に頻繁に出入りしており、3人で行動を共にしていたのが目撃されていた。同課は杉本容疑者が所有していた車が遺棄に使われた可能性があるとみている。 【共同通信】
|
|
ソーシャルブックマークへ投稿: (ソーシャルブックマークとは)