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04/23-19:19--倉敷市「よい子いっぱい債」 景気悪化で小口化

 倉敷市は、3月に発行した住民参加型市場公募債「倉敷よい子いっぱい債」の購入者アンケートの結果をまとめた。景気悪化などで1人当たりの購入額は小口化したが、市や金融機関のPRも奏功し購入者数は増加した。  購入したのは590人(うち法人1社)で、前回(07年10月)から181人増加。アンケートの回答率は73・6%。  購入者の7割が女性で、60歳代が全体の43・5%と前回から6・4ポイントアップ。逆に50歳代以下は8・5ポイント下げた。  1件当たり購入額の平均は187万7400円で、56万7500円下落。購入額別でも、100〜140万円が全体の28・5%と最多だった。  購入動機の1位は「利回り」。前回より発行利率が下がったことで、3・2ポイント下げた。  また、同債発行を知ったきっかけのうち「金融機関の勧誘」が10・5ポイント上昇。同市財政課が作製した「チラシやポスター」で知った人も4・5ポイントアップした。  同債は06年度から発行され、07年度まではともに総額10億円を即日完売。しかし、5億円増額した今年度は、11億770万円と完売できなかった。  同課は毎回アンケートを実施し、次回発行の検討材料にしている。今年度の発行時期は検討中という。

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