ナショナルチーム入りした(右から)高山達矢君、平原みちるさん、高原祥梧君。左端はB&G別府海洋クラブの浜本徹夫代表
B&G別府海洋クラブの中学生3人が、セーリングのOP級ナショナルチームのメンバー(20人)に選ばれた。本年度、海外で開かれる大会に「日の丸」を背負って出場する。同クラブは県内唯一のヨットクラブで、ナショナルチームへの選出は3年ぶり、通算4―6人目。一度に3人が選ばれるのは初めてという。
選出されたのは▽高原祥梧(しょうご)君(14)=別府市鶴見台中3年▽高山達矢君(13)=佐伯市鶴谷中2年▽平原(ひらばら)みちるさん(14)=大分市稙田東中3年。日本OP協会の最終選考会(神奈川県藤沢市・3月)で、出場43人の中から選ばれた。九州からは4人が選ばれ、残りの福岡県の選手も同クラブで競技を始めた選手だった。
高原君と高山君は北米選手権(ドミニカ共和国・6月30日―7月7日)、平原さんはアジア選手権(マレーシア・12月12―20日)に出場する。
小学1年から競技を始め、経験豊富な高原君はバランスを取るのがうまく、繊細な乗り方ができるという。「ジャパンの名に恥じない成績を残せるように頑張る」。同じく小学1年から始めた高山君は、レースの7割を決めるといわれるスタートにたけている。「来年は(最高峰の)世界選手権に出場できるよう、北米でいい成績を残して自信をつけてくる」と意気込む。
平原さんは努力家で、最後まであきらめない粘りの持ち主。「OP級最後の大会になるので、力を全部出し切り、アジアチャンピオンを狙ってくる」と意欲満々。同クラブ代表で日本OP協会理事長を務める浜本徹夫さん(49)は「国際交流を楽しみ、人生の糧としてほしい」と話している。
同クラブは1982年に創設され、小学生から60代までの25人が所属する。週末を中心に、別府市の北浜ヨットハーバーで練習を重ねている。
<ポイント>
【OP級】 OPはオプティミストの略で「楽天家」の意。全長2・31メートル、幅1・13メートルの1人乗りで、国際セーリング連盟が承認する最も小さな艇。安定性が高く、容易に操船できるため入門用として世界的に親しまれ、15歳までと制限されている。ナショナルチーム選考会では、上位5選手が世界選手権に進み、残りの15人は北米、欧州、アジア各選手権のいずれかに出場できる。
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