この度、第5ブロックの岡山赤十字病院から本部役員の大役を受けました秋友信男です。単組の組合に入って早17年、組合執行部に関わって12年になります。
組合の役員になった時に父親から、「組合の役員になったりして、病院を辞める気か?」と言われました。それまでの私は、国鉄やバス会社のストライキ決行の文字を見るたびに、組合活動に対して嫌悪感を持たずにはいられなかったのです。
しかし、その考えは単組新任役員研修会にて松岡二郎先生との出会いにより一変しました。組合が、労働者にとっても会社にとっても必要なものだと思うようになりました。それから労働法の本を買い、職場内で法に適っていない問題を拾い上げ、労使交渉の場に出すようにしました。また、それまではあまり積極的ではなかった組合行事も、自分が役員をして企画する側になってみると、組合員同士が顔を合わせることによって、各職場での問題点も上がり易く、解決の糸口にもつながることがわかりました。
単組と本部では勝手が違うと思いますが、組合員の皆さんが労働法や組合活動に興味が持てるようなことが出来たらと思います。とは言え、若輩ものの私が出来ることなど限られたことしかありません。山田執行委員長をはじめ執行部の方々や、新労の組合員のお力をお借りして頑張っていきたいと思っております。よろしくお願いします。 |