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2009年4月22日(水) 19:10 |
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指定暴力団組長に判決
2004年、指定暴力団の組員に指示し男性を殺害させたなどとして、殺人や脅迫の罪に問われている暴力団組長に対し、岡山地裁は「組員との共謀は認められない」として殺人については、無罪。 脅迫の罪で懲役10ヶ月の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、殺人や脅迫などの罪に問われていた指定暴力団組長の池部徹被告(35歳)です。 この事件は2004年、岡山市中区竹田の市営住宅の駐車場で池部被告の組の組員2人が、当時31歳の男性を刃物で殺害したものです。 検察側は、池部被告が2人に殺害を指示したとして懲役20年を求刑しましたが、判決公判で岡山地裁の磯貝祐一裁判長は「犯行は、組員2人のみの判断によることも考えられ、被告が組員と共謀した証拠もない」として殺人の罪については無罪。 脅迫の罪で懲役10ヶ月の判決を言い渡しました。 岡山地検は「判決内容を精査し協議の上適切に対応したい」とコメントしています。
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